【ビフォーアフター】サム・エリオット、妻キャサリン・ロスとの結婚35周年、長続きの秘訣は?娘は?


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『アリー/スター誕生』で、ブラッドリー・クーパー演じるカントリー歌手、ジャクソン・メインの兄でマネージャーを務めるボビー役を演じるのが往年の名優サム・エリオット(’19年現在74歳)だ。

’19年1月7日、ハリウッド大通りにあるTCL・チャイニーズ・シアターで、エリオットは自身の手形と足形を残すイベントを行った。レディー・ガガとブラッドリー・クーパーもお祝いにかけつけた。


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次回作が待望の主演となり、共演が長年連れ添った妻で女優のキャサリン・ロス(’19年現在79歳)との共演となると注目度も高い。キャサリン・ロスというと、ダスティン・ホフマンと共演した『卒業』のあのラスト・シーンを思い浮かべる人も多いだろう。

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だが本当の意味で幸せを追求するのであれば、今回紹介するサム・エリオットとキャサリン・ロスの様なカップルではないだろうか。銀幕で出逢い、結婚35年を経て、今もなお、銀幕で活躍する二人の姿を追う。

サム・エリオットとキャサリン・ロスの銀幕デビュー作は、ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンが共演した『明日に向かって撃て』だった。だが2人とも端役で出演した為に面識はなく、二人が出逢うきっかけになったのは、’78年に公開されたスリラー『レガシー』がきっかけだった。

撮影現場のロンドンでエリオットがロスに一目ぼれしたが、当時エリオットは内気な性格と、彼女の快活さにしり込みして全く声をかけられなかった事を『AARR The Magagine』に語っている。


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『マギー(キャサリン)に話しかける勇気すらなかった。彼女は恋多き女性でタフだというイメージがあったし、僕なんてソデにされそうだったから、影で見ているしかなかったんだよ。あの映画での共演がなかったら一生出逢う機会もなかっただろうね。』

エリオットからみれば姉さん女房のロスだが、彼が尻込みしたには理由がある。彼女はこの時すでにバツ3だったのだ。銀幕の世界で離婚は当たり前だが、せいぜいこの時代で離婚は1回か2回。3回以上離婚するとなれば、エリザベス・テイラーを思い出す。

ロスはというと、1960年に俳優のジョエル・ファビアーニと結婚するが、2年後に離婚。『明日に向かって撃て』でエリオットと同じ現場に居ても、エリオットの方に目が向かなくて当たり前。彼女は当時撮影監督のコンラット・ホールの恋人であり、後に結婚。’75年に別れた後に『ステップフォードの妻たち』の撮影スタッフの1人と結婚するものの、4年で離婚と、手当たり次第に結婚離婚を繰り返してきた事になる。

そんな彼女が運命の人としてエリオットを見つけ、結婚生活を35年も続けられた理由はどこにあるのか。


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エリオットとロスは結婚後、’84年に娘クレオをもうけ、その時に家族でのルールを決めた。

二人の仕事と家庭はお互いが支えあい両立させるというものだ。スクリーンテスト、娘の育児、仕事、支えあえる限り支えあう、お互いの夢の為に犠牲になっているという意識を絶対に持たない事を結婚の条件とした。これってエリオットが『アリー~』で演じたジャクソンの兄ボビーと真逆の生き方かもしれない。

エリオットにとって最初の試練は、クレオが産まれる前、新婚旅行中のハワイで起きた。彼のエージェントから’85年に公開になる映画『マスク』のスクリーンテストを受けてほしいと依頼が入ったのだ。

『マスク』といってもジム・キャリーのコメディ映画の方じゃない。実在するライオン病の子供の親子の奮闘を描いたヒューマンドラマで、エリオットが受ける役はシェールが演じる子供の母親を支えるボーイフレンドの役だ。

エリオットはロスに相談し、この役を受けるべきかどうか尋ねると、ロスは、新婚旅行を切り上げてスクリーンテストを受けるべきよと言い、二人でハワイから帰り、エリオットはスクリーンテストを受け合格。


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写真に写っているクレオは6歳だが、後にクレオは自身のインスタに、この様に投稿している。『母はいつでも、行く先々で私たちがカメラに追われているわって冗談交じりに言うの。』と。

エリオットが今まで銀幕で演じて来た役は、実生活と真逆の役が多い。

『ランナウェイ/逃亡者』ではデビュー以来のロバート・レッドフォードとの共演で、レッドフォード演じる弁護士ジムが過激派ウェザーマンから足を洗ったのに対し、未だ足を洗えず、ジムの昔の恋人の手助けをする男性マックを演じた。

『サンキュースモーキング』では、アーロン・エッカート演じるタバコのロビイストに詰め寄る初代マルボロマンで、違うタバコを吸って肺がんになった落ち目の俳優を演じていた。ちなみにエリオット自身は大麻をバカバカ吸っているわけでもヘビースモーカーでもない。

そんな彼の次回作は、過去の栄光にしがみついて生きてきたウェスタン俳優の役だ。
ガンを宣告された事で娘のルーシー(クリスティン・リーター)と元妻ヴァレリー(キャサリン・ロス)と再会する一方で、若い女性シャーロット(ローラ・プリポン)との新たな恋もはぐくむというヒューマンドラマだ。

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これまで誰かがある役をエリオット自身に見立てて脚本を書くことはあったが、それは全てといっていい程、わき役だった。
中にはエリオット自身のきわどい部分をえぐりだしたわき役もあったという。

では、今回の主演作についてエリオットはどう思っているのだろうか。

『若い頃は、ウェスタン役を受け入れられなかった、型にはまった役にキャスティングされると抑揚のない単調な歌手になりそうで、苛立たしい感情に常にさらされるのは、どの俳優も通る関門だ。今回演じる役はそれを思い出した。』とエリオットが語る。

エリオットが演じるのは、かつて演じたウェスタン映画『ヒーロー』だけが評価されている落ち目の俳優という事から『一発屋』という見方も出来るだろうし、業界で細長く生きてきたエリオットとはまた違う役でもある。

6歳の頃はお人形さんの様だった娘のクレオは、この通りの美女でモデルをしていてもおかしくないのだが、何故業界デビューしないのかというのには理由があるらしい。
8年前にエリオットが『マイレージマイライフ』の撮影中に、マリブにある家を留守にしていた時、ロスはクレオに殺されかけたというのだ。


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『突然、娘が、お前なんか殺してやるって喚いてハサミをもって襲い掛かってきたのよ!ピーター(エリオット)は家族は円満だっていうけれど、あの人が居る間は娘はいい子にしているけれど、父親が居なくなった途端、娘は暴れだすの。』

ロスが晩年仕事を減らしているのには、こうした理由があるらしい。普段は大人しいというが、この通り、髪をドピンクにしたりする。

ロスはLA高等裁判所に出廷し、クレオに接近禁止命令を出し、実家から100m離れた所に住む様に命令。
エリオットが事実を知ったのは、『マイレージ~』の撮影が終わった後だという。

世の中の夫は表向きは『家族は円満だ』というが、その実はすべて妻がしょいこんでいるというのが実情ではないだろうか。

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