世の中は、少し前まで、マークル妃(サセックス侯爵夫人)とヘンリー王子の間に生まれたロイヤルベビーの話で、もちきりだったが、マークル妃の元夫はどうなったの、という話になる。
彼女の元夫で音楽プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソン(42)が、’19年5月11日、栄養士のトレーシー・カーランド(31)と結婚した。式は、米カリフォルニア州サンタバーバラ・モンテチトにある五つ星オーシャンビューホテル『ローズウッド・ミラマービーチ』で行われた。
©Instagram
夕陽と砂浜の美しいこのホテルはセレブ御用達のレストランがある事でも知られている。それだけに今回の挙式は、ハデハデそのもの。インスタ映えを狙ってるのかブライドメイドもアピール強すぎ感が拒めない。
トレヴァーの、奥さんであるトレイシーさんとの出逢いは、トレヴァーが、マークルさんと別れた後の事。2人はカリフォルニアのナパバレーのワインセラー巡りで出逢い、結婚を前提に付き合い、プロポーズ。
©Facebook
トレヴァーがトレイシーさんにプロポースしたのは、マークルさんのロイヤルウェディングの2週間後。その時トレヴァーさんは『僕は最強の運の持ち主だ!』と自分のツイッターではしゃいでいた。
トレヴァーもマークルさんも、お互い別れた事でバツイチになった末に、幸せをつかんだのだが、そもそも2人の成り行きは、どんなものだったのだろうか。
トレヴァーと、マークルさんの出逢いは、’04年。’10年に婚約し、’11年に結婚したものの、’13年でスピード離婚する結果に終わっている。
©Facebook
6年も付き合って何故離婚なのかという事になるが、マークルさんの『SUITS/スーツ』のレイチェル役が決まったのは、結婚の3カ月前だった事が一番の理由だった。
『SUITS/スーツ』の撮影拠点はトロント、トレヴァーの拠点はLAで意見が分かれた事や、もし妊娠すると折角つかんだ役を外されてしまうという危機感から、マークルさんがトレヴァーに『念書』にサインさせていた事がタブロイド誌に流出。2人の不仲説が書きたてられた。
その念書というのが、2人の間に子供が出来たらメーガンさんが妊娠前の体重と体型に戻れるように、トレヴァーさんがパーソナルトレーナーとダイエットコーチ代の全てを負担する事というものだった。さほど売れていない女優がプロデューサーの夫に書かせた同意書の内容にしてはあまりにも上目線だというので批判の的になった。
メーガンさんの家系が太りやすい体質だからという弁明が後から付け加えられたが、そんな言い訳は無用だった。結局、大事になる様な同意書にサインをさせられたにもかかわらず、2人の間に子供は生まれず、メーガンさんはヘンリー王子の元に嫁ぎ、女優を引退。あの傲慢な同意書はどこへやら、という話である。
©PA
しかも、ヘンリー王子と結婚して、わずか2カ月でご懐妊になったメーガンさんは、トレヴァーに出した、とんでもない同意書の事など、すっかり頭から離れているのか涼しい顔。それどころか、ハリウッドスター御用達のカリスマベビーシッターならぬ『スーパーナニー』を雇った。
彼女の名前は、コニー・シンプソンさん。
©fc2.com
米アラバマ州モービル市出身で、キャリア30年のこの道のベテランかつ、乳児250人もみたカリスマベビーシッター。
育児に関する著作を上梓し、育てた子供の中には、ジョージ・クルーニー、アマル夫人の子供や、マット・ディモンの子供、ジャスティン・ティンバーレイクの子供も含まれている。
今回マークルさんにコニーさんを紹介したのは、ジョージ・クルーニーだそうだが、彼女を雇うお金が国民の税金から来ているとあれば、国民の怒りを買っても仕方がない。
元カノが『国民の税金』で子育て、結婚式なのであれば、元夫はどうなのか。
トレヴァーの結婚式、奥さんが栄養士なのに、ハデハデだ。この通りゲストもハデで、はしゃぎまくっている。トレヴァーの人脈もあるのだろうが、トレイシーさんの父親の事もあるのだろう。
©dailymail.co.uk
トレイシーさんの父親は、実業家で元投資銀行家のスタンフォード・カーランド。
’08年のリーマンショック時に、サブプライムローンを売りまくり、ボロ儲けした挙句、逃げ切った投資会社の社長として悪名が高い。
元妻が、英国民の税金を使ってスーパーナニーを雇ったのであれば、元夫は米国民のサブプライムローンで儲けた悪名高い男の金で、ハデハデ結婚式を挙げた事になる。
©natashaloomis/instagram.com
トレヴァーさんの今度の奥さんは、トレイシーさんは、金髪碧眼ではあるが、何となく、メーガンさんに雰囲気は似ていないでもない。やはりトレヴァーはメーガンさんの様な人が好きなのか。
『そりゃぁ、6年間も付き合って、彼女を応援してきて、彼女のキャリアにようやく光があたるようになったから、という理由で別れたんだから、時々思い出すよ。』とトレヴァーさんは語る。