『デスパ』のブリー役・マーシャ・クロス、肛門ガン完治を激白!ファラ・フォーセットとの違いは?


『デスパレートな妻たち』の完璧主義の妻・ブリー役で一躍有名になったマーシャ・クロス。

10年前は、フォーブス誌で『最も稼ぐセレブ』の一人にランクインし、出演料は一話につき40万ドル(4000万)に跳ね上がった事も。

あれから10年、マーシャが明かしたのは、肛門ガンを患っていて、ついこの間完治したという事だ。
自身のインスタグラムに闘病後の写真をアップしたマーシャ。早期発見したものの、放射線治療により自慢の髪が抜け落ちている。ふてくされた顔で撮ったインスタの横には、こんなコメントが添えられていた。


©Marcia Cross Instagram

『生きている事に感謝しているし、うれしいけれど、髪がなくなっちゃったわ。今は1インチ(2.5cm)だからよろしくないわよね。髪を失った人の気持ちがわかる?』

消化器系のガンの中でも発生率1~2%と言われる肛門ガンは、’15年にファラ・フォーセットの命を奪ったガンとしても知られている。


©Moviestore/REX/Shutterstock

女性では50~60代に多く、ファラが亡くなったのは、3年間の闘病の末、62歳、マーシャは現在56歳だ。
直腸ガンや大腸ガンと混同される事が多いこの病、米国での患者数は7270名に上り、1200名の患者が1年のうちに亡くなっている。そのうちの3分の2は女性で、60すぎだ。

他の消化器系のガンと違うのは、肛門ガンはHPVが原因になっている事が多いという事だ。HIV感染者やアナルセックスを好む人の感染率が高くなることは言うまでもない。

その他にも、直腸、前立腺、膀胱、子宮頚ガンなど、骨盤周りの臓器でガンになり放射線治療をすでに受けている人や、痔の人も危ないという。

では肛門ガンの症状とは具体的にどの様なものなのだろうか。

以下が肛門ガンの主な症状だが、これらは大腸ガンや、痔の症状と間違う人が多いので、注意が必要だ。定期的な内視鏡検査によるガン検診が必要だという理由はここにある。

1:直腸肛門からの出血
2:肛門の腫瘤
3:肛門部の痛み、繰り返す痒み
4:排便週間の著しい変化(沢山食べるのに便が細くなって出てくることが続くなど)
5:肛門からの膿や粘液の分泌
6:鼠径部のリンパ線の膨張

これらの症状を痔と勘違いせずに、専門医の診断を受ける事で、早期発見が可能になり、外科的切除と、放射線治療を組み合わせ、肛門の括約筋を温存するので、人工肛門をつける必要がないというものだ。

マーシャは、ガンの早期発見で完治することができた。
インスタグラムで彼女は、難しく険しい道のりだが、これまで以上に今に感謝していきたいと思うとコメントしているという。

©David Livingston/gettyimages.com

また髪を失う事をカミングアウトしたことで、自分をそのまま受け入れる精神的余裕が出来たのだという。
彼女は現在56歳。’07年に定期的なガン検診を受ける啓蒙運動に参加して以来、ガン撲滅に携わってきた。夫のトム・マネーニーさんが’09年にガンになった時の闘病を明かした。その経験があり、早期発見が出来たともいえる。

ではファラ・フォーセットはなぜ亡くなったのか。まず、マーシャとファラでは食生活が違う。

マーシャは、10代の頃から重度の片頭痛持ちだった事もあり、食べ物に気を使い頭痛の原因になるものた避けて、野菜やフルーツを中心に食べているという。

体形維持の為、健康的な脂肪(不飽和脂肪酸)を含む食べ物を一日の摂取カロリーの2割取り入れ、全体的な食生活を低脂肪、ローポーションに抑えている。

そうする事で、過度の運動をせず、心身共に体のメリハリのあるラインをコントロールできるというのだ。ヨガ、ピラティス、パーソナルトレーナーによる加圧トレーニングなどをメインとし、団体でやる過剰負荷のスタジオトレーニングはしないという事だそうだ。

一方ファラというと、『チャーリーズエンジェルズ』で人気を博したものの、TVにとらわれることなく映画女優として幅を広げたいと思ったが失敗。その後麻薬に走り、心身の健康を損ねてしまう。

私生活も、『ある愛の詩』で出会ったライアン・オニールと死ぬまでの付き合いとなり、息子レイモンドが生まれたが、レイモンドは13歳から麻薬をはじめ、刑務所を出たり入ったりする始末。


©AP

ストレスが病の進行を早めてしまうというガンで、彼女は闘病中ずっと心身共々ストレスに晒されていた上、だれを信じていいのか判らない状況に追い込まれた。

ガンの宣告をうけた’06年に、エージェントのジェイ・バーンスタインと、長年世話になっていた恩師でありTVプロデューサーのアーロン・スペリングが亡くなった。

一度目の完治のお祝いは、’07年2月、還暦のお祝いも兼ねてライアン・オニールと祝ったが、その日の夜、ライアンは息子グリフィンと口論になり発砲事件を起こし、その後ファラはガンを再発し入院。

ファラが入院していた先の病院はカルテを患者の許可なしにメディアに公開する事で有名で、怒りを覚えたファラはドイツに渡り療養を続ける事になる。

彼女は最後は自宅で静かに療養したいと希望していたが、ガンが肝臓に転移し、それもかなわず、’09年6月に帰らぬ人となってしまった。


©cinematoday.jp

彼女が病の床で、誰も信用していなかった証拠が『Rader Online』に公開されたファラの遺言で明らかとなっている。

闘病10か月で書いたとみられる遺言書には、遺産のうち、450万ドル(4億円)は息子レイモンドに、50万ドル(4400万円)は甥のグレッグに、もう50万ドルを実父に、10万ドルを(900万円)は元彼のグレッグ・ロットへと記されていた。

遺産を残した3人だけが彼女にとって信用に値する人間で、メディアからみて、献身的に彼女を看護し、死の淵でプロポーズしたライアン・オニールの名前はなかったのだ。

ファラの熱烈なファンはライアンがメディアがいる所で、彼女を看病しているという姿を売名行為だと激しく非難。実際に、ライアンがファラの詩の直後若い女性と親しくしていたのを何度もみかけたというファラの友人もおり、ファラは彼の浮気を見破っていたのではないかという。

実際ライアンの息子、娘で、しぶしぶながら連絡を取り合っているのはレイモンドだけだ。レイモンドはファラが母親だからというそれだけの理由である。ライアンの他の息子や、テイタム・オニールは何でもかんでも息子や娘のせいにし、子供を麻薬付けにした父親を許してない。

マーシャがガンになっても完治したのは、やはり健全な家庭と良き仕事があったからだろうと思う。
ファラがこの世から去らなければいけなかったのは、機能不全な家族では何もできなかったからだ。

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