ステージ4の結腸ガンが5年で治った!バーデンダーが取った食事療法がストイック杉る…


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ステージ4のガンが5年で跡形もなく消えた、というとガセネタかと思う人も居るだろう。それが実話なのだ。

ラスベガスでバーデンダーをしていたロブ・ムーベリーさん(43)は、5年前の7月、ある日突然医師にステージ4の結腸ガンと宣告された。
『目の前が真っ暗になるかと思った。僕はいつも健康に気を使ってた。筋肉質だったしね。』

彼の親、親族をはじめガンを患った人は居ない。

彼自身も昼はランニングを欠かさずプロテインを飲み、体を作り上げるタイプだったので、青天の霹靂だった。これが彼の5年前、現在だが、黒いシャツを着ている5年前と今とでは明らかに雰囲気も違うのが判るだろう。

©mucasamoo.com

だがロブさんは、ガンと診断される1年前、思い当たるふしは幾つかあったというのだ。

今までと同じ様に食べているはずなのに膨満感が何日も続いた事があった。ロブさんは最初これは年齢と自分の仕事のせいだろうと思い込んでいた。

決定打となったのは血便が頻繁に出るようになり、過敏性腸症候群と診断され、’12年腸の精密検査を受ける事になった。すると彼の体のあちこちは既にガンにむしばまれていたというのだ。

ステージ4の結腸ガンと診断され入院する直前、ロブさんは腹部に激痛が走った為、ERへ。とうとう腸に穴があき、手術をしなければ助からない、助かるかどうかも判らないという所まで追い詰められたのだ。腸の穴を塞いだ後は有無を言わさず化学療法が始まった。

ロブさんがガンを宣告されたのは、同じバーで知り合ったアマンダさんと交際を始め9か月経ち、ラスベガスからLAに拠点を移すそうとした矢先だった。
『医者は、そんな彼女に、僕の生存確率は8%しかないと冷酷に言い放ったんだ。信じられるかい?』

©mandymu11 Instagram

冷酷な宣告を聞きショックを受けたのはアマンダさんだけではない。ロブさんの親族、親ももちろんだ。親族でさえ余命僅かと知れば去っていく者も居るという世の中、アマンダさんはロブさんがガンだと判っても傍らに居続ける事を決意した。

アマンダとロブが婚約し、その2日後、ロブは結腸ガンの手術を受けた。もう手術を受けなければ間に合わない所まで来ていたのだ。そして結婚。

その時ロブさんは、アマンダさんは同じ職業にも関わらずアマンダさんが健康的なのは、自分よりも食べ物の内容がヘルシーだからという事に気付いた。

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1回目の化学療法が終わった’12年の11月、ロブさんは一切の化学療法を辞め、ベジタリアンになる決意をし、なんと食事療法でガンを消そうとしたのである。今からしてみれば無謀極まりない考えだが。

ロブさんが取り入れたのは、スーパーモデルのジゼル・ブンチェンとアメフトスターのトブ・ブレイディが取り入れている事で知られているプラントベースダイエット。これがかなり食べるものが制限されているので、本家のジゼルはお抱えシェフが作っていて外食する事も出来ないという。

食事の内容はどういったものかというと、食材の8割は根野菜と未精製の穀物類。調味料も岩塩や未精製の砂糖を少し。肉は牧草飼育の肉、魚なら天然のサーモンなど厳選しなくてはいけない。

野菜も何でもかんでもいいというわけではなくトマトなどのナス科の野菜はNGで、一般にダイエットに良い食材とされているキノコ類もダメ、乳製品もダメというダメダメつくしの食事法だ。なので市販のものテイクアウト、外食はNG。

ロブさんの様に、体に気を使っているつもりが、毎日プロティンを飲んでいたという人には効力を発する食事法かもしれない。何故ならプロティンは消化する時に肝臓や腸に負担がかかるので、食事代わりに飲み続ける事が必ずしも良い事とは限らないからだ。

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こうした事実を踏まえロブさんとアマンダさんは化学療法をやめた後、結腸ガンの民間療法で名前が知られているメキシコのティファーナに赴き、大枚はたいて自分に合った食事療法や運動療法を学んできたという。

それを簡単にアレンジした結果、偶然にもセレブが実行しているダイエット法と同じになったというのだ。

’12年末に、食事療法を行い、’13年春にCTスキャンを行ったロブさんの体は、どうなったかというと、驚くべき事に8割のガン細胞が消えていたというのだ。さらに’14年の再検査では跡形もなくなっていたというのだから驚きであり、’17年12月、DailyMailの取材に答える前も彼は精密検査をこなしてきたが、ガンは見当たらなかった、再発していなかったというのである。

昔は、結腸ガン=還暦すぎのアフリカ系の細身の男性の病気として知られていたが、ここ10年の間に40代までの白人男性の間で結腸ガンの患者が急増しているのだという。

研究結果をまとめたJournal of American Medical Assosiationによると、40代までの白人に結腸ガンが発生する原因は、間違ったダイエット法の繰り返しによるリバウンドと内臓脂肪の増加、肥満、ファーストフードの食べ過ぎによる悪い意味での栄養過多が原因とされている。

この様な背景もあり、ロブさんの食事療法による奇跡の回復劇は、注目を浴びるべきではないだろうか。

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ロブさんは、アマンダさんとの間に1歳になる双子の兄妹が居る。
ロブさんの化学療法の後遺症を考え、体外受精で産まれた子供たちだが、健やかに育っている。

ロブさんは現在ガンのチャリティ『Mu Casa Moo Foundation』を立ち上げ、自分と同じ様に重度のガンに苦しむ人の手助けをしようとしている。

『宣伝をしているわけじゃないけど、病は食生活からだと思うんだよ。僕ぼ場合、肉やプロテインをはじめとしたタンパク質さえ摂って運動をすれば、それでヘルシーなんだと思っていた。それが違うというのが体の悲鳴で判ったからね。』
ロブさんは、こう語る。

Did going vegan CURE this man’s cancer? Father-of-two claims his stage 4 cancer went into remission after switching to a strict animal-free diet and refusing other treatment

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