ヒュー・ジャックマンの名前を一躍有名にしたウルヴァリン。
彼が17年演じ続けてきた役『ローガン』の最終賞が、いよいよ日本で6月1日から公開される。
そのヒュー・ジャックマンが、鼻の頭に出来た皮膚がんの手術から復帰し、メディアに顔を見せた。
NYで先週の木曜にオンエアされた『The Late Show with Stephen Colbert Show』に出演した彼の鼻の頭には腫瘍を取った後の絆創膏が。
グレーのカジュアルパンツに黒のカットソーというシックな井出達で現れたジャックマン。
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番組に同席していたのは『X-men』シリーズで、プロフェッサーXとしてお馴染みの大御所俳優、パトリック・ステュワート。
彼も最初の『X-menシリーズ』から出演し、シリーズのファンからお馴染みだ。
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ジャックマンがこのシリーズを去ると同時に、パトリック・ステュワートも『ローガン』の後の次の『X-menシリーズ』の契約を最後に、このシリーズから離れるという。
最初から見ているファンとしては寂しいが、プロフェッサーX役がジェームス・マカヴォイに橋渡しされる事で、客層も変わるかもしれない。
ジャックマンは『ローガン』の出演に対し
『この映画に出る以上に何が辛いかって?パトリックに未ださよならを言う方法が見つからないんだよ。17年間も同じシリーズで共に仕事をしてきて、こんな日が来るとはね。』
17年前、ジャックマンは英国の舞台では一部の人々に注目されている存在だったものの、銀幕では全くの無名だった。
それがウルヴァリン役を皮切りに僅か数年で、瞬く間にキャリアを築き上げていく。その中で彼が礎にしてきたのがこのシリーズだった。
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パトリックはジャックマンの言葉に、真摯に耳を傾け、彼の成長を劇中のプロフェッサーXの様に見守っていた。
そして収録が終わり、夜が明けたNY。
ジャックマンは出待ちのファンに、きさくに接し、去っていった。
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彼がこのシリーズから去って行ってしまうのは寂しいが、6月の公開は楽しみにしたい。
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