自殺か?マラソン70歳・世界記録の元医師・不正発覚直後の謎の死!


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’19年3月に行われた、ロサンゼルスマラソンで、コースカットの不正行為で失格処分に問われた元医師、フランク・メザ(70)が、7月上旬、米カリフォルニア州サイプレス公園内を流れるロサンゼルス川の浅瀬で遺体で発見された。


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LAPDは、メザ氏の遺体を検証した結果、溺死でない事を判断したものの、未だ自殺か他殺か、捜査が難航している。

超人ランナーから、炎上ランナーへ

事の発端は、’19年3月のロサンゼルスマラソン。

メザ氏は、このマラソンで、70歳の世界記録になる、2時間53分10秒をマークした。だがその直後『いくら何でも早すぎる』と彼のタイムを問題視する発言が相次いだ。


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大会事務局は、スタート地点から、10km、20km、25km、ゴールに設置している防犯カメラから、メザ氏の画像を割り出し、検証。その他にもメザ氏と共に、チェックポイントを通過したランナーに聞き込み調査をし、不自然さがなかったかどうかを確認し、メザ氏を失格処分とした。


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これが『今回かぎりの失格』であれば、世の中もそこまで騒がなかっただろう。だがメザ氏には余罪があったのだ。

定年後にマラソンを始めたという超人ランナーが炎上ランナーになる理由は、どこにあったのか。

デビュー当時から不正まみれだった

メザの不正に、いち早く目をつけたのが、マラソンの有志で立ち上げるサイト『MARATHON INVESTIGATION』の管理人、デレク・マーフィーだった。

デレクによると、メザはデビュー当時から不正の常習犯だったというのだ。


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マラソンに、さほど興味がない米国人にも問題が明るみに出たのが、’19年3月のマラソンだが、デレクによると『メザは10kmを過ぎた時点で既に不正を行っていた』という。その証拠画像がこれだ。

メザの10km地点の防犯カメラの画像だが、通り過ぎるランナーを後目に、隅っこの方で延々とストレッチをしている赤丸をつけられたブルーのスポーツウェアの男がメザだ。『やる気がないのが丸わかりだろ。』デレクが言う。


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ようやく本線に戻ったかと思いきや、11.6km地点~25kmのチェックポイントまで、全く姿を見せていない。ようやく25kmのチェックポイントでメザが姿を見せるのだが、他のランナーが直線を走ってるのに対し、メザはこの通り。脇道からヒョコヒョコと顔を出している。

『またこいつ途中でぬけだして自転車に乗ったのかと思ったよ。』規定のコースアウトだけならいざ知らず、メザは過去のレースで、マラソンコースを『堂々と』自転車で走っていた悪行もあるというのだ。その画像がこちら。

手前の男性の後ろを走る、グレーのスウェットに黒の帽子のこの男性。ゴール地点で、ゴールしたメザの帽子と靴を照合させた結果、メザと判明したのだ。

この写真は、’14年のカリフォルニアマラソンの写真だが、コースを堂々と自転車で走り、ズルをして、コースの途中のトイレで着替え、自転車をそこにおいて、『いかにも道中走ってます』というフリをしてゴールしていたというのだ。


©marathoninvestigation.com

カリフォルニアマラソンは、堂々とこんな不正をやったが、ロサンゼルスは、そう甘くはなかった。同年のロスマラソンで、メザは『タイムが早すぎる』というので、調査をうけ、失格処分となり、’15年にオブザーバーをつけ再出場し、出場資格を得て、出直している事が発覚してるのだ。

『でもこいつの余罪は、そんなものじゃない。マラソンというマラソンは、殆ど不正している。』メザがシニアマラソンでデビュしたのは、’09年のサンタ・クララマラソンだが、この時のタイムは、3時間19分59秒。『ロクにトレーナーもつけずに、運動経験もなく、シニアで、このタイムで完走ってありえないだろ。だから俺が目を付けたのさ。』

そうしてデレクが調査しだした所、でるわでるわのメザのマラソンの不正の数々。堂々とコースアウトし、堂々と近道を通り、堂々と途中から走るという、大胆不敵さ。真面目に42.195km走るのが、バカバカしくなる。

デレクが、こうしてメザの不正を暴いたからこそ、真面目に走るランナーの苦労が報われたのだが、メザ本人が死を選んだのだとすれば、何にもならないのではないだろうか。

自らの不正が招いた死の代償

メザより10若い医師のフィリップ・ブランドは、メザのパーソナル・トレーナーを務め、マラソンに出場する際の健康管理のアドバイスもしていた。『メザは僕の家の三軒先に住んでいたからね。フルマラソンに出てみたいんだがと10年前に相談を受けて、僕が体つくりの為にアドバイスはしたよ。』フィリップは、今回の一件や一連の不正について『残念でならない』とコメントしている。

ただ彼は、メザがフルマラソンに出るから、一緒に走ってくれないかというので、2人で42.195km走った時に、世間で騒がれるほど速く走れるタイプではないと感じたというのだ。


©Youtube

『フルマラソンを4時間で走れたらいい方かなと思っていたんだ。それが3時間を切ったと聞いた時に、奇跡が起こったと純粋に喜んだ僕がバカだったと思う。あの時に一連の不正に気付かなった僕にも責任の一端はあるんだ。』

『LA Times』によると、メザは、一連の不正について、『トイレを探すためにコースを外れた』と主張。近道をした事や、自転車を使ったことを一切認めなかった。


©APF/Getty Images

AP通信によると、彼は、’19年中のマラソンは事実上出場停止処分となり、’20年は、オブザーバーを付けるのであれば、出場出来るマラソンはあるという見解が各大手マラソン大会委員会から打診されていた。

自らの不正が招いた死とはいえ、その代償は大きいのではないだろうか。

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