一年前までは、両目とも鮮やかなペールブルーの瞳だった。
それが徐々に左目だけエメラルド・グリーンに変わっていった。
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ボランティアの1人、ルーベントがこの猫を引取る事になったのは、
近所の家族が、この猫を見つけ一旦引取ったものの、
飼う事が出来なかったという理由だった。
成り行きだったものの、行き場のない雄猫を飼う事に決めたルーベントが、
1年世話しているうちに、気がつくと、
雄猫の片方の目が、引取った当初と違い、エメラルドグリーンに
変わっている事に気づき、獣医に看てもらう事にした。
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獣医は雄猫を診察した結果、取り立てて悪い所は見つからず、
雄猫の瞳の色が変わったのは、老化現象からではないか、
と言ったらしい。
この雄猫、年齢は10歳で、人間の年に換算すると、還暦前で、
そろそろ体を労わらなければいけない時期になっていたのだ。
獣医曰く、猫の瞳の色が変わるのは、突然変異によるものが多く、
大半は生まれた時から両目の色が違うか、仔猫の時に既に違う、
という例が圧倒的に多い。
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今回の例は、ウィルスに感染しているケースでなければ、
ご老体が目の色の変化に来たという、極めて稀なケースだろう。
This Senior Cat Changes His Eye Color Over the Year