家を売ってスクールバスで、全米33の州を3年で旅した家族・暮らしっぷりがスゴい


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子供や家族の為に、不毛と思える競争社会から一時、降りる事は時として良い結果をもたらす事になる。

米ジョージア州に住むファイナンシャルプランナーのデレク・コビアさん(33)は、娘ペントンちゃんが産まれたのをきっかけに、250平方メートル(約75坪)の家を手放す事にした。住宅ローンはまだ残っていたが、思い切って売りに出してしまったのだ。


©The Fugal/RVer/SWNS

『ジャングルやアマゾンの奥地にいかない限り、米国内はwifiが使えるだろ?って事は電話も固定電話は要らない、スマホでいいい。僕にとって大事なのは娘や妻といる時間だ。娘が幼稚園や学校に行くまでの時間、どれだけ親密に過ごして思い出を作る事が出来るか、それが僕が家族にとって出来る事だと思ったんだ。』とデレクは語る。

買ったばかりの75坪の家の住宅ローンを払う人生を選ばず、娘が産まれた途端、娘が就学するまでの間、旅に出ようと言い出した夫の決断に仰天したのは、妻で教師のエイミー(32)だった。彼女は教師を辞めざるを得なくなり、在宅ワークの仕事に切り替えなくてはいけなくなったからだ。

夫の鶴の一声で、生活がガラリと変わってしまった時の事をエイミーは、こう語る。

『この人いきなり何を言うのって思ったわ。娘が産まれたからこそ同じ土地に住み続けて幼稚園も探さないといけないし、小学校も早くから探さないといけないでしょう。それは先進国の母親ならだれでもわかるはずよ。なのにこの人は、ペイトンが幼稚園に通う歳まで、全米中を回れるだけ回って、本当に家族で住みたい所はどこなのか見つけようって言い出したのよ。』

エイミーの言い分は正論かつもっともだ。そんなエイミーの正論をぶっとばすかの様な行動に出たのが旦那のデレクだった。

家族が家を売り、旅に出たのは’15年の事。最初はRVに乗って旅をしていたが、RVで寝泊まりするのは不自由な上、日本でいう所の『道の駅』があちこちにあるわけでもない。RVで旅する日々が一年間続き、一家はジョージアに戻ろうとした時、ebayでスクールバスが売りに出されているのを見て閃いた。


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デレクはスクールバスを売り出している持ち主に交渉し、3000ドル(33万)で一家が乗っていたRVと交換してくれる様にもちかけると交渉はすんなり通った。ジョージアに戻ってきたかと思えばスクールバスを改造しだした夫に唖然茫然。エイミーはこれで旅をする気、と思って開いた口が塞がらなかったが、デレクはノリノリで改造しだした。

『スクールバスは、子供たちを毎日運ぶから頑丈に作られているんだよ。年式が古い程、作りも確かからね。』デレクが購入したのは、’03年式のスクールバスで、10年以上前の型だが、彼曰くいいコンディションだったという。デレクは、スクールバスを手に入れると、15000ドル(160万)かけて中をキャンピングカーに改造した。


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彼がこだわったのは、徹底したエコシステムだ。天井部分にはソーラーパネルを設け、なるべく自家発電に頼る様にし、ゴミやお手洗いにはコンポジットを使う様にした。これはゴミや排泄物を、おがくず、ピートモスなどを混ぜる事により分解するシステムだが、手間暇がいる。

長距離の移動になる事と、バスの中で何年も過ごす事から、居住スペースを快適に取り、使いやすくすることを目的に設計していった。この通り元々のスクールバスの座席をひっぱりだした後は広々としているが、家財道具を置くと、結構狭くなる。


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『どんなに狭くてもオフロぐらいは作ってよねとデレクに言ったの。私はカウチがなくてもベットがあればいいけれどオフロなしの人生はごめんだわとデレクには譲らなかったわ。』エイミーは語る。デレクはどうやら何日も風呂にはいらなくてもいい性格だったようで、最初は設計図にオフロを付ける事を考えていなかったらしい。

エイミーは、こんな感じでキッチンで娘のペイトンをオフロに入らせるしかなく『ペイトンが大きくなったらどうするつもり。』と言うとやっと折れてLivestock社製のユニットバスを80ドル出して買う事にした。


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バスタブは色んな所に動かせるタイプにしたから、バスタブ以外の用途にも使える様にしたというが、正直狭そうなのは拒めない。

家を売り、スクールバスを改造し、娘をつれて米国中を旅して3年。家族は33の米国の州を回った。その間の家族の収入はデレクがフリーでファイナンシャルプランナーをする他はエイミーさんが在宅ワークをする収入で賄っていた。


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『エイミーは旅の道中に何が起こっても動じない。僕のせいで色んな予期せぬ事は多々あるんだ。彼女の社交性の高さには感謝しているよ。僕が娘一人をつれて旅に出たとしたら1年どころか半年以内で終わってしまうだろうね。』

デレクは自分のワガママや思い付きとはいえ、エイミーに支えられている事に感謝しているという。旅を続けてきた3年で、娘のペイトンは自然にあるものを目で見て覚えた事が何よりの財産なのだという。

そんな家族が訪れた33の州の中で気に入っているのは、サードウェーブコーヒーでお馴染み、オレゴン州ポートランド。美しい入り江と活気ついた街に住みたいという。その他にもコロラドやワイオミングも魅力的だと挙げていた。この3つの街どれかにいずれは定住したいと家族は考えている。


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一方エイミーは、旅の最初の2年は付いていく事すら嫌で、旅についていくモチベーションを保てたのはひとえに娘のためだったと語るのだ。
『何が嫌って、自分が今当たり前に持っている快適な暮らし生活すべてを捨てなきゃいけない事。娘の為って名目じゃないの、って思ったわ。すべては娘の為と思って最初はついていったの。デレクは全然気づいていないようね。』

エイミーは、この旅が早く終わってほしいとハラハラしていたが、どうやらそれはペイトンの『教育』という問題で一区切りがつきそうだ。ペイトンが幼稚園に入る少なくとも半年前に、どこかの州に定住する必要があると家族は決めたという。エイミーの不満もこれで少し解消されるだろう。


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デレクがこの旅で目指した事は、どこまでエコな生活を出来るか、娘に目で見て物事を学ぶ大切さを知らせるという事だった。物心つかないうちから子供がスマホに触れる時代だからこそ、物心つかないうちにスマホから話してリアルを体験させたかったのだろう。

『もっとも、僕らの旅は現実問題として、常にお金がなくなる事と背中合わせだったよ。定住して住宅ローンを払っていた頃は、毎月メールで送られてくるクレジットカードの明細すら見なかったというのにね。』


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ファイナンシャルプランナーの彼が3年の旅で気付いたのは『お金のリアルな感覚』という事だろうか。
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