惨殺された梶原一騎の娘、無理心中したAV女優…死の謎が残る有名人たち


世の中には、非業と呼ぶには、目をそむけたくなる様な、死に方をする有名人が居る。

ここに挙げたのは、まさかの、な亡くなり方をした有名人たちだ。彼、彼女らの人生の終わりに何があったのだろうか。

横山光輝 (’04年4月15日・煙草の不始末による全身火傷で死亡・享年69歳)

『日経電子バーン』の『三国志CM』でリバイバル中の横山光輝。

亡くなった原因が、寝煙草の不始末による全身火傷だったと聞くと、明日から煙草をやめようと思う人も居るかもしれない。

『鉄人28号』、『赤影』、『魔法使いサリー』、『バビル2世紀』など、『三国志』の他にも多岐に渡るジャンルの漫画を描き続け、手塚治虫、石ノ森章太郎と並ぶ昭和漫画の大家とよばれたのが、横山光輝だった。

享年69歳。死因となった火事が起きる数年前に、骨折した事が原因で足を悪くし、逃げ遅れた事が原因だった。

保倉幸恵(’75年7月8日 高速列車に飛び込み自殺・享年23歳)

’60年代~’70年代まで雑誌のカバーガールをつとめ、’70年代半ばに本格的にドラマデビューしようとした矢先に列車に飛び込み自殺。

’74年末に保倉の母親が病に伏し、介護と看病がのしかかり鬱病になった事、復帰後に、’75年NHK銀河小説シリーズ『黄色い涙』で共演した森本レオに強姦された事が自殺の原因ではないかとみられている。

©blogs.yahoo.co.jp

轢死体だった為、遺体は顔面が粉砕され、胴体も手足がバラバラに飛び散り、身元を特定できるものがなかった。

家族からの捜索願と、衣服、血液から保倉と判断され、当初は身元不明人として荼毘に付されるところだった。

原型をとどめていなかった保倉の遺体の検視の結果、強姦や妊娠の兆候があった事が明らかになっていた。

香月弘美(’58年4月1日・舞台装置に衣裳が巻き込まれ即死・享年23歳)

©ja.wikipedia.org
戦後の宝塚歌劇団・月組娘役。本名・小笠原弘美。

舞台装置の1つ『せり』に、3mもある衣装のスカートの裾が巻き込まれ、体が真っ二つに引き裂かれ即死。

’58年(昭和33年)4月1日、宝塚大劇場で行われていた『春のおどり、花の中の子供たち』の第12場『トランプの国』が終了した後に事故は起こった。

香月の相手役で、高校の同級生だった松島三那子は、早変わりする為、先に舞台から引き上げていた。その時に背後から香月の『やめて~やめて~』という声が聞こえたので、振り向くと、松島の目に映ったのは蝋人形のような香月がセリに衣裳ごと絡みついたまま、吊り上げられた姿だった。

松島の衣装の背中には香月の血しぶきが飛び、この時、香月はセリのシャフトに衣裳が絡んで、裾を広げるスチールベルトにより、胴体が引きちぎられ即死の状態だったのだ。
この後、数日間、松島の記憶はなかったというが、共演者の話では、『私が代わりに死ねばよかった』と半狂乱になる松島の姿があったという。しかもこの舞台で研修として挙がっていたタカラジェンヌの1人が、断末魔の叫びを聞いていたというのだ。

現在、宝塚歌劇の歴史から、この演目は黒歴史として消されているが、事件が起こった当時、いつ事故が起きてもおかしくないと、労働局の立ち入り検査を受けた事が判明していた。

白暁燕(パイ・シャオイェン)(’97年4月14日・通学途中で誘拐され・輪姦の末、暴行をうけ死亡・享年17歳)

『巨人の星』『あしたのジョー』『侍ジャイアンツ』などの原作者として知られる梶原一騎と、台湾の歌手・白冰冰の間に生まれた一人娘。

梶原のDVに耐えかねた冰冰が、暁燕が産まれる前に、台湾に帰国。娘が日系人であると生きづらくなるため、普通の子供として育てるべくボディーガードをつけさせる事無く、普通の学校に通わせた。

©okarutotougijou.com

だが、両親があまりにも有名人だった事が彼女の悲劇につながる。

父は格闘技漫画の原作者で日本人、母は暴力団追放運動の矢面に立つ歌手となれば、裏社会から目をつけられて当然だった。例え、暁燕が産まれた当時、父・梶原一騎が、業界から抹殺された存在であったとしてもだ。

’97年4月14日、暁燕は、通学途中に在台チャイニーズマフィアに誘拐され、輪姦・暴行を加えられ、母冰冰の元に暁燕の半裸の写真と、彼女の切断された小指を送りつけ、500万アメリカ合衆国ドルの身代金を要求した。冰冰はなんとか身代金を揃えた。

しかし情報が警察から中国主要メディアに漏れた上、メディアは、パパラッチの様に身代金引き渡し現場に来たために、交渉は決裂。

両手両足の爪は全て剥がされ、歯は前歯3本を除いて全てペンチで抜かれ、髪はむしられ、肋骨は殆どへし折られ脾臓破裂、子宮に50本近く釘を入れられた挙句、鉄パイプを内臓に突き刺され直腸破裂、耳は爆竹を詰められ鼓膜破裂、両目をくりぬかれ、生き地獄に晒された末、絞殺されていた事が発覚。

3人の主犯(林春生、高天民、陳進興)らは逃亡しようとしたが、この年、800人の警官を巻き込んでの銃撃戦の末、林が自殺。高や陳は顔を整形してまで逃げようとしたが、3か月後に高が捕まり、自殺。

最後に残った陳は、南ア大使館に立てこもり事件を起こしたが、降伏。59年9か月の刑の末、死刑となった。犯人らの目的は中国で違法ビジネスを起こそうとして失敗した事だった。

事件の後、台湾の治安悪化、マスコミの興味本位の報道がバッシングの対象となったのは言うまでもない。

沖 雅也(本名:楠城児・’83年6月28日、遺書を残して新宿京王プラザホテルの最上階から飛び降り自殺・享年31歳)

父親は石油卸、祖父は病院経営という裕福な家庭に生まれながら、父親の事業の失敗、離婚、本人の家出と波乱万丈の人生を送る。

上京後は、住み込みで職を転々とし、スナックでバーデンダーをしていた16の時に、オスカープロダクションを立ち上げる前の古賀氏に声をかけられ銀幕の世界へ。

©goo.ne.jp

時代劇から『キイハンター』などの脇役を経て、『太陽にほえろ』では英国風三つ揃えスーツの、スコッチ刑事・滝隆一役で、お茶の間をわかせる。
だが不安定な家庭環境から、人付き合いを嫌い、躁鬱病に。

『おやじ、涅槃でまつ』と遺書を残し、警備員の制止を振りほどき飛び降りた。

私服がサン・ローランである事、’75年に実父がなくなった後、ゲイの実業家・日景氏が養父になった事からゲイの噂があったが、本人はそうではなかった。女好きの普通の男だったという。ただ日景氏の嫉妬深さと束縛にや嫌気はさしていたのだろう。

桃井望(本名:渡邊芳美:’02年10月12日・河川敷での無理心中・享年24歳)

未だに、自殺説ではなく『他殺説』が根強いのが、元AV女優・桃井望の死だ。

©yodobashi.com
16年前の秋、長野県塩尻市広丘郷原の奈良井川河川敷で、乗用車が炎上しているとの通報があり、消防の出動により間もなく鎮火したものの、車内外から男女の遺体が発見された。

この事件、無理心中であれば、以下の点が矛盾している。

桃井・酒井共々裸足で、靴は自宅の玄関にあった。
酒井は車の中、桃井が車の外で発見された上、灯油をかぶって火をつけたのであれば、灯油のポリタンクがあるはずだがない。

焼死体であれば、煙を吸っているはずだが、2人ともほとんど吸っていない。
桃井は免許を持ってない。酒井が車の運転をしてるなら、酒井が後部座席に座っているのは変だ。

酒井の部屋から、何者かに80万貸したと思われる借用書が見つかったが、借用書の名義人は居ない。

酒井は右利き。桃井は、めった刺しにされていたが、酒井の左腕に包丁が握られている。
友人の情報によると、酒井のライブに行く話が、2人から寄せられている。
自宅のPCの電源が入っていたまま.

桃井は、キカタン(企画単体)のロリ系AV女優として200本以上のAVに出演していたが、この頃、AV女優をやめようかどうしようか悩んでいた時期だという。
その線のもつれか、ストーカーによる他殺という件も考えられる。

それ以上に濃厚となってきたのが、桃井さんの彼氏だった酒井さんがやっていた副業だった。
酒井さんは、ミュージシャンだったが、本業では食べて行けず、日系ブラジル人が斡旋する盗難車ビジネスに関与しており、この線のもつれから、桃井さんが巻き添えを食ったという線は大きい。
これら労働者は、労働ビザが切れてしまうと、日本から出て行ってしまうので、足がつかないという点で、捜査が打ち止めになったともいえる。

世の中、終わりよければすべてよしというが、人生の終わりに苦しむというのは、正直、後味が悪いものである。
より良き人生を送る為に、穏やかな日々を過ごすことも、いいという教訓かもしれない。
白暁燕

『燕よ、空へ~慟哭をのりこえて~』

『ヅカむすめのアメリカ日記』

<変死したAV女優の真相/a>

保倉幸恵

「沖雅也」が涅槃で待った「日景忠男」

こんな記事も読まれています


Tree of bean