隻眼で4つの耳を持つ猫・耳がない猫たちの運命の出逢いが泣けてくる…


右目が失明し、4つの耳を持つフランキーは、オーストラリアのヴィクトリア州にある、ジーロング・アニマル・ウェルフェア・ソサエティ(GAWS)で保護された。

Georgi @frank_n_kitten

『この子は、保護された時に既に右目が見えなかったの。私がシェルターで見つけた時、すぐに手術してもらったわ。』

GAWSの従業員ゲオルギさんは、フランキーの目を取り除く手術をして貰い、自分の家に引き取る事に。

彼女は仕事柄、今まで誰にも引き取って貰えなさそうな重病の猫を医療費を負担し引き取ってきた。

Georgi @frank_n_kitten

『今まで里親になった猫は80匹ぐらいいたかしら。だいたいは愛情がうつる前にシェルターに戻してしまうから、里親になるのは、この子たちが怪我から回復するまで。でもフランキーは別。シェルターに戻す事は考えていなかったわ』とゲオルギさんは語る。

Georgi @frank_n_kitten

フランキーの耳が4つあるのは、遺伝子の特殊変化らしい。それだけでなく、歯の生え方にも異常があり、永久歯が生える前に、フランキーは歯の矯正をしなくてはいけないのだ。普通に育つためには何かと手間暇をかけなくてはいけない。

ゲオルギさんの所属するGAWSでは、フランキーの治療に莫大な費用がかかるのを見越して、フランキーの治療費を全面的にバックアップする方針を打ち出した『どの命にも生きる権利はある』というのがGAWSの方針だという。

Georgi @frank_n_kitten

フランキーは、右目の手術が終わり、体調が回復した所で、近所に住む、90歳のおばあちゃんの誕生パーティーに招かれた。

ゲオルギさんは『フランキーは、自分がどんな酷い目にあったかもしれないのに、周りを癒す不思議な力があるの。それは私たちも学ぶべきだわ』と語っている。

そうかと思えば、こちらは、耳がない猫である。

Courtesy: @eddie_the_lilac_lion

この猫・エディには、2年前、耳もあり歯もあった。この通りである。
飼い主のJennifer Blakesleeさんは、あまりにも気難しいエディの取り扱いをどうしようか考えた挙句、殺処分しないNYのMid Hudson Animal Aidまで持ち込んだ。

Courtesy: @eddie_the_lilac_lion

そこで判明したのは、エディには慢性の酷い耳の病があった事。しかもそれが判明するまでエディは不愛想だったため、シェルターを訪れる人々から寄らぬ神に祟りなしと言わんがばかりの扱いを受けていた。

ジェニファーさんが、医師から知らされたのは、エディの耳を完治させるには耳たぶを取り除いてしまう事だった。これで何とか聞こえるかもしれないという事。それだけでななかった。

歯茎に炎症があり、歯も全部抜かなくてはいけなかったのだ。ジェニファーさんは目の前が真っ暗になった。

『耳もなく、歯もなくなってしまうなんて…この子は、どうやって生きていくんだろう…。』

エディの手術は’15年から二年かけて、時間をかけて行われ、昨年末、ようやく終わったが、驚くべき事は、エディの性格が変わった事だった。

Courtesy: @eddie_the_lilac_lion

エディは手術中に駆ったメスのトラネコ・デイジーと仲良くなり、ぴったりくっついているのだ。
耳の手術中、エディは傷跡をひっかこうとしたのだが、デイジーは常にエディの側に寄り添っていた。歯を抜かなくてはいけない時も、ずっと傍らにいた。気難しかったエディのこころ許せる相手になったのは、デイジーだった。

Courtesy: @eddie_the_lilac_lion

気難しく意固地だったエディは、今では穏やかになっているという。

耳がない猫は、事故にあったかもしくは病気にかかっても、前の飼い主が治療しなかったというケースが多い。
老猫オーティティスも、骨肉腫にかかった時に、前のオーナーが放置し、保護された時には耳を切断されざるを得なくなった猫だった。

その為に、いつもシェルターでは気難しい顔をして人間観察をする毎日を送り続けていたオーティティス。当然の事ながら、人気があるはずもない。
そんな彼に惹かれたのは、大学院生のモリーだった。

農園で育ち、野良ネコが居るのが当たり前の家庭に育ったモリーは、オーティティスの様な猫を放っておくわけにいかなかった。
やっと安住の住処が得られたと思ったオーティティスは、今までの気難しい顔から一変、モリーに、じゃれてなつきだした。

Molly Lichtenwalner @adventuresofotitis

どこかご老体猫なんだと思わんばかりに、オーティティスは、暴れん坊ぶりを発揮。モリーがPCでレポートを作っていると『ボクに構って!』と睨み、時には、おどけたりする。

Molly Lichtenwalner @adventuresofotitis
でもモリーが寝ている時には、枕元で一緒に寝ているのだから、余程嬉しかったのだろうと思う。

『私は、ふと振り向いた時に、オーティティスが居ると癒されるわ。彼の存在が私を癒してくれるの。』とモリーは語っている。

シェルターで、誰にも引き取って貰えなかった猫たちが、運命の出逢いで飼い主と出逢えた時に与えられる喜びはひとしおだろう。

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