【闇営業】在日韓国振り込み詐欺から暴力団ナンバー3まで!本当に吉本は知らなかったのか?


[AD] 「受験生に役立つ情報誌」や「大学パンフ」の請求で必ず【1000円】もらえます。

吉本芸人による闇営業問題が世間を騒がせる中で、とうとう、吉本興行の岡本昭彦社長が’19年7月22日、都内で記者会見を開いた。『芸人、タレントファーストでなかった。心からお詫びします』に、はじまった記者会見。

宮迫博之、田村亮の潔さに比べ、歯切れも悪く、言い逃れが多い事から、各方面から非難が相次いでいる。

詐欺グループの闇営業の仲介となったカラテカの入江慎二は契約解除、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、スリムクラブの真栄田栄、内間政成、2700は復帰の見込みが立たないものの、他の芸人は8月までに復帰できる見込みだ。

闇営業そのものは昭和の時代から公然の秘密としてあったものの、何故吉本興行では、この様な騒ぎになったのか。

ことの始まりはフライデーのスクープ


©friday.kodansha.co.jp

事の発端は、’19年5月に、フライデーが、雨上がり決死隊の宮迫博之に直撃取材した記事がスクープという形で掲載された事だ。

フライデーの一連の記事によると、吉本興行所属の芸人で『カラテカ』の入江慎也が、’14年12月27日に、東京都渋谷区の5つ星ホテル『セルリアンタワー東急』で開かれた、
在日系韓国人振り込め詐欺グループの社長・大野春水(しゅんすい)と幹部の金宣秀(通名:金沢宜秀:キムソンス)が主催するパーティーに、知り合いや友人の芸人仲間を呼んだことが発端だった。


©hotels.his-j.com

宴会の参加者は、50人~60人。会場は貸し切りで、吉本側は、入江、宮迫、ロンドンブーツ1号2号の田村亮他、レイザーラモンHG、ムーディー勝山、ガリットチュウの福島善成、くまだまさし、ザ・パンチのパンチ浜崎、天津の木村卓寛、2700の八十島宏行と常道裕史、ストロベビーのディエゴの11人ら。


©friday.kodansha.co.jp

宴会は19時に開かれ、芸人たちはサプライズゲストとして参加。司会を担当したり芸を披露したりしたという。

まずかったのが、詐欺グループメンバーが、宴会の様子を誤爆投稿してしまった事だ。ネタにしてくださいと言わんがばかりに投稿する人間がいるだろうか。

だが写真を見せられ、直撃取材を受けた宮迫は仰天。5年も前の事だった上、詐欺グループの宴会だったと知らなかったと自供。宮迫らは入江が声をかけた芸人に入江が、『僕がやる吉本の会社を通したイベントについてくれているスポンサーなので、そこは安心です』といって声をかけていた事も発覚した。

これについて吉本の岡田社長は、入江が行ったイベントは’13年と’14年の2回あり、’13年に行ったイベントは吉本主催、’14年に宮迫らが巻き込まれたイベントが振り込め詐欺グループだった事を説明。
その理由を’13年のイベントが赤字だったため、次のイベントが出来ないといったためだった。

明石家さんま、松本人志など所属大物芸人が動いたこともあり、岡田社長は、宮迫、田村らの『契約解除』を撤回したものの、入江については契約解除の姿勢を崩さない。その理由はどこにあるのか。

何故、岡田社長は、入江だけを切ったのか


©newslounge.net

岡田社長の芸人への横柄な態度やパワハラが問題になる一方で、裏で問題になっていたのが、入江の闇営業だ。芸人と並行して経営しているコンサルタント会社「イリエコネクション」の存在に、吉本芸人たちが、怯えていたのもあった。

『相方へのうらやましさ』から始まったという闇営業は、人脈作りから始まり、今では本も出し、友人の数は本人曰く5000人と言われているが、それがいざという時助けてくれる友人かといえば、NOだ。

入江が闇営業としていく六本木の有名なスナックのママは『また入江が来た』とあきれていたというのだから、どれだけの頻度で闇営業をしていたかが判る。
< blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja">

友達5000人  人脈を広げすぎた  芸人カラテカ 入江

カラテカ入江、犯罪グループ“闇営業”で吉本解雇https://t.co/nFmY0Vz7Sf

入江だけが解雇? pic.twitter.com/cDrYVeug3Q

— わくわく(wakuwaku) (@Pockenori) 2019年6月6日

それと同時に入江は『誰にいくら払った、出したか』という出納帳を、事細かくつけていた事が発覚。フライデーから直撃取材を受けた宮迫がまず入江に電話したのも、つじつまが合う。

この時に実際は、もっと高額を貰っていたにも関わらず『お車代だけ貰っていたという事にしておけ』と入江が事を軽く見積もっていたことが、事件の傷口を広げた。企業でいえば、危機管理対策がなっていなかったのだ。

元々、入江の人脈作りは、合コンからはじまった。モテたい、威厳があるようにみえたいという虚栄心から起こった事なので、素性が怪しい人物が近づいてきても当然なのだ。

有名になるにつれ人間関係を整理しようとおもった矢先に、フライデーが暴露。入江に一方的に切られた人間たちが、ネタを持ち込んだという考えもある。

振り込め詐欺グループの正体は?母体は?

今回問題となった吉本芸人参加の闇営業の会場となったホテルの駐車場には、20代の若者が乗ると思えない、どちらかというと悪徳不動産会社の社長が乗りそうなベンツ、BMW、ベントレーがあった。

その時点で、宮迫や田村が気付いて、金を受け取らず逃げかえれば大事にならなかったかもしれない。そのあたりが、緩かったといっても過言ではない。

パーティーを主催した在日韓国人系振り込み詐欺グループは、主犯の2人以外は架け子。
架空の太陽光発電会社の社債購入などを持ちかける手口で、’14年1月以降、全国で60件、高齢者を中心に計20億円以上をだまし取っていた。
警視庁は、’15年6月16日に、特殊部隊を導入し、新宿区のオフィスビルや台東区のマンション計4か所の詐欺グループのアジトに一斉に乗り込み検挙。


©e-news67.com

主犯の大野容疑者(逮捕当時27歳)は、上納金10億を豪語し、10代~20代の架け子をつかった組織的犯罪振り込み詐欺グループの大物・戸田秀樹、通称・キング(現在服役中)の部下だった。

この様な経緯もあり、吉本サイドとしては、闇営業という問題でなく、反社会勢力につけこまれた事実を認めたくないが故に、入江を切ったと言える。

では他に闇営業をしていた所属芸人はどうなったのか。

スリムクラブお前もか


©friday.kodansha.co.jp

入江や宮迫の振り込み詐欺グループへの闇営業から、2年後、スリムクラブが指定暴力団・稲川会に闇営業に行っていた事が’19年6月27日、こちらもまた週刊誌のスクープで発覚した。

事の発端は、モノマネ芸人のバンドー太郎が、稲川会のナンバー3が仕切る韓国系キャバクラで闇営業をしていた事が、フライデーにスクープされた。スリムクラブの内間の横にいるピンクのシャツの男がナンバー3のS氏だ。


©friday.kodansha.co.jp

フライデーの記事及び写真を見る限り、ナンバー3であるS氏は、素性も肩書も隠しておらず、ギャラはきちんと支払ったはずという事になっている。入江らの闇営業が明らかになった後に発覚したスリムクラブの闇営業だが、これは『金は支払ったはずなのに、どうなっているのか。』と怒りで週刊誌に売られてしまったといっても過言ではない。

闇営業でも稼げない楽しんご

もっと酷い例が、’19年3月末に吉本を解雇されていた事が発覚した、楽しんごだ。いまや『闇しんご』と言われるほどドブ板営業の様な闇営業に力をいれている彼だが、闇営業に対する態度がなっていない事では、芸人の間で悪評がたっていた。

楽しんごは、吉本と契約解除後、お笑いユニット『おいなりさん』を結成。だが闇営業先でトラブルを起こし、ブチきれ、あわや刑事訴訟モノになっていた。にも関わらず、ツイッターでは『闇でなにが悪い』と開き直っている。

危機管理の見本となったナベプロ

今回の一件で危機管理の見本となったのがナベプロだった。

入江の闇営業で、目立たないながらも闇営業に参加していたのがナベプロの『ザブングル』だった。ナベプロだったからこそ助かったと言える。

ナベプロは幹部は新聞やテレビ局に対して、必要以上にユニットの名前を出さないで欲しいと要請。
入江の紹介で仕方なく出た事、受け取り金額など本人たちに事情を聴き、受け取った金額を事務所を通して税務申告。

その上で、謹慎期間を8月末までにし、介護施設でボランティアをさせると発表した所、200を超える介護施設から応募があったというのだから、危機管理の見本と言える。
ただ介護現場で働く人の心境は複雑だ。介護=罰ゲームの様に考えるな、闇営業みたいに扱うなと非難の声が飛ぶのも耐えなければいけないだろう。

そういうことをする人です、芸人たちがあきれる社長の姿


©i.daily.jp

一方吉本の岡本社長についてはどうだろうか。宮迫と田村がクビをかけて記者会見に臨み、事務所の稼ぎかしらの大物芸人にハッパをかけられ、ようやく『面目上』の記者会見に臨んでいるだけである。

これに対し、極楽とんぼの加藤浩次は『みんな(社長や幹部)に潰されるんやないかって怯えてるんです。足らないマネージャーだって優秀な人はいっぱいいるのに。』と怒りの言葉をあらわにした。

先に記者会見を行った田村が、岡本社長から『お前らテープ回してないか』『全員クビ』といったパワハラを受けていた上、岡本社長が『テープの件は冗談』と言ったのに対し、『怒りしかない、家族に言う言葉ですか?』とコメントした。

加藤氏は、岡本社長に対し『そういうことをする人です』と断言。若い芸人に対し、その様なパワハラを働いているのをずっと目の当たりにしてきたという加藤氏。だが、今まで黙っていたのは『言葉は汚いが、懐は優しい人なのではないか』と、どこかに救いはあるのではないかと一縷の望みを託していたという。

それも裏切られたのであれば、どうなるのだろうか。

極楽とんぼ・加藤氏、『社長はそういう事をする人です』

「スリムクラブ」無期限謹慎の真相は『稲川会幹部に闇営業』
詐欺グループ40人摘発
振り込め詐欺「キング」に懲役20年 地裁判決
振り込め団「キング」の残党を逮捕 詐欺未遂の疑い(産経新聞)

こんな記事も読まれています


Tree of bean