ビフォーアフター】155kg→75kg!膠原病と脳腫瘍乗り越え80kgダイエットした専業主婦がパーソナルトレーナーに!


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この写真を見てほしい。『ダレコレ?別人でしょ。』と言いたくなるかもしれないが同一人物だ。左が減量前、右が減量後。減量前は155kgあり、今の体重は75kg。という事は80kgも痩せた事になる。体半分も体重を落とした女性。あっぱれだ。


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この女性、豪メルボルン北部コバーグに住む、2児の母・Frances Caratozzoloさん(55)。減量前は、自ら認める食べ物依存症だった。

『私の以前の一日は、食べ物に始まり食べ物に終わるといっても言いぐらいだったわ。ダイエットしなきゃと言いつつ盗み食い。しかも早食いで、流し込むように食べていた。食べ物に感謝した事も味わった事も一度もなかったのよ。』だがそれには深い理由があった、彼女は30代で膠原病の一種・シェーングレン症候群にかかってしまったのだ。

シェーグレン症候群は、主に涙腺、唾液腺といった外分泌腺が標的となることを特徴とする全身性自己免疫性疾患の一種で、他の自己免疫疾患との合併も多い。フランセスさんもそのうちの1人だ。

フランセスさんは、昔ながらの欧米人の主婦。夕食時には家族全員が集まり沢山の料理を振る舞う。彼女の一食分の食事800~1200kcalで、一日トータル5000kcalという事は当たり前だった。そんな生活をしていた上、膠原病で浮腫むことから体は、太りだした。


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しかも彼女は若い頃全く運動をしてなかった為、太っても運動をしよう、体を動かそうという習慣が身に付かなかった。彼女が原因不明の疾患が原因で食べても太る体質になったのを知らない人々からは、心ない言葉をかけられるようになってしまったのだ。

『太ったね。ぐらいならまだいい方、ブタみたいだな、とか、君は可愛いけれど大きすぎるだとか、君に彼氏は出来ないよと決めつけられたり、面とむかって言われた事は、いくらでもあったわ。』と彼女は当時を振り返るが、言われている間は、まだマシだった。彼女はあまりにも太ってしまった為に、股関節手術をしなければいけない羽目になったのだ。


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股関節手術をしてダイエット開始から2年後、彼女をさらなる不幸が襲う。長年の太りすぎが体に負担をかけた為に、脳に悪性腫瘍が出来てしまったのだ。

もしも腫瘍摘出手術に失敗した場合、彼女はもう二度と今まで通りの生活は出来ないと医師から最後通告されていた。フランセスさんは、もしも腫瘍摘出手術が成功した時には、今度こそ体重を落とし、それこそ別人に生まれ変わろうと決意した。

彼女が体重を半分に減らすダイエット法として採った方法とは、ケトジェニックダイエットだ。それ以前に、5000kcalも一日に摂っていたのを1500~2000kcalにし、なおかつ栄養のある食べ物に食事内容を見直したというだけで、かなり痩せると思うのだが。

ケトジェニックダイエットは、炭水化物や糖分など糖質を劇的に減らし、体の中の糖分をエネルギーに変えるダイエット方式だ。適度なプロテイン、良質な油をつかった食事が求められる。


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フランセスさんの場合は、胃を小さくするために、ここにファスティングも加える事にした。1日の間、16時間(半日以上)は食べず、起きている8時間の間に立って食べる事にしたのだ。座って食べてしまうと際限なく食べてしまう悪い癖があったからだろう。


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運動経験ゼロの彼女を、ここまでガチムチに鍛え上げたのは、豪州ベースのフィットネスクラブ・Goodlifeフィットネスのパーソナルトレーナーだ。太ってた時は、無理やりスタジオプログラムに参加し、それがかえって、いじめられる原因になっていたが、マンツーマントレーニングを選んだ事で、自分のペースに合わせて、目標を達成する事が出来、ダイエットに成功できたという。

『パーソナルトレーナーは私に根気よく、目標を立てて努力し、達成する事を教えてくれました。それが今でもすべての事のモチベーションになっている事は確かです。だからこうして私は痩せた後もリバウンドせずに済んでいます。』と彼女は語る。

彼女自身、食べる事は、今でも好きだが、昔の様に辛さから逃げる為に食べるのではなく、意識を変える事が出来た事に感謝しているという。『脳の悪性腫瘍の手術だけじゃなくて、やせた事でたるんだ皮膚もかなり取り除いたのよ。これは実をいうと、かなり痛かったわ。』


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今まで専業主婦だった彼女は、劇的にやせた事により新たなキャリアを掴んだ。53の時に痩せた事で、メンバーから注目を浴び、55歳の今は、同ジムのパーソナルトレーナーにして、ロールモデルだ。今日もまた、このジムには、彼女を慕って、どうすれば痩せられるか聞いてくる人々が居る。


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『私は痩せるまで、人生逃げてばかりだった。何もチャレンジした事はなかったわ。チャレンジなしの人生に変化はないのよ。』彼女の言葉には説得力が感じられるだろう。

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