【閲覧注意】顔が宇宙人?頭が二倍?ヘアダイで顔が変形した人が凄すぎる


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19歳のエステラは、パリのスーパーにあるヘアサロンで、ヘアダイをして貰う時に、肌が弱いので、パッチテストをして貰ってからヘアダイをした。

パッチテストは48時間が推奨されているが、何も問題は起こらないだろうと、パッチテストの時間を30分にしてヘアダイをして貰ったという、それが問題だった。


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案の定、施術数時間後、彼女の頭は腫れ出し、エステラは抗ヒスタミン剤を飲んで、痒みと腫れを抑えたものの、翌朝起きて自分の顔を鏡で見て驚いた。頭が2倍のサイズに膨れ上がっていたのだ。

『息が出来ないの、助けて!』彼女は腫れあがった顔で呼吸も困難になり、救急車を呼んで、奇跡的に命を取り留める事が出来た。

彼女の頭が腫れあがり呼吸困難になった原因は何だったのか。

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エステラが呼吸困難になった原因は、パラフェニレンジアミン(略称PPD)と呼ばれるもので、アナフィラキシー(急性ショック)症状の被害は後を絶たない。

命の危険を伴う呼吸困難症、顔・口唇・喉粘膜・喉の激しい痛み、腫れ、咳、食欲不振にはじまり、最悪の場合は失明する事もある。


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PPDは、少量の吸入でも殺傷能力があると言われ、接触性皮膚炎や粘膜の浮腫(むくみ)、結膜炎、鼻炎、気管支喘息など粘膜の障害を引き起こす。誤飲した場合は再生不良性貧血や腎臓病、横紋筋融解などの重篤な病を引き起こす危険性がある。

大人の場合、染毛を繰り返すたびにアレルギー反応が強くなるので、ある時突然アナフィラキシーショックが出る事がある。


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エステラは救急車で運ばれ、丸一日アドレナリンの点滴を受け命を取り留めたが『死ぬかと思ったわ。私と同じ様な思いは誰にもしてほしくない。』と語っている。

英ウェールズのカーディフに住む、ディンヤ(18)もヘアダイの被害者の一人だ。

彼女はスーパーで売っているヘアカラーを使い、顔が腫れ上がり、瞼が三倍に腫れ上がって見えなくなってしまった。


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彼女がヘアダイをしようと思ったのは、15の時。友人のパーティーに招かれたので、オシャレをしようと思っただけの事だった。

彼女が選んだのはロレアルの『Rouges Passion』。パッチテストさえしていれば、大丈夫だったヘアカラーがロレアルだったので、このメーカーを選んだ。

が、その時に限ってパッチテストを怠った彼女は、そのままヘアカラーをしてしまい、1時間半後に洗い流したという。すると翌朝彼女の顔は腫れあがり、瞼が開かない状態になってしまった。

『助けて!何かの間違いよ!ってママを呼んだの、ママはすぐに飛んできてくれたけど、ママが私の顔を見てショックを受けたのが判ったわ』ディンヤは当時を振り返る。

ディンヤの母・バレズ・サイードは同市内にあるウェールズ大に彼女を連れていった。結果はヘアカラーによる、アナフィラキシーショック。抗ヒスタミン剤の注射と、ステロイド、モルヒネで、症状を納めるのに数日かかったという。

『病院で待っている時、私の顔を見て泣き出す子供が居るのが判ったわ。そりゃそうね。私の顔は腫れあがったお化けみたいだったんだもの。』パッチテストを怠ったあまりに友達のパーティーにも出られない。友達には本当の事を話して謝り、ディンヤは治療に専念する事にした。

入院した日の晩は、ディンヤの命がかかってたので、担当医師がつきっきりでモニターを見ている状態だったという。
ディンヤの腫れあがった顔は、入院治療の結果、三週間で元に戻り、3年はヘアカラーをやめていたが、3年後に『もういいだろう』と思ってヘアカラーをはじめてしまったのだ。


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3年後に使ったヘアカラーは、ロレアルではなくアンモニアフリーのヘアカラー『Clairol’s Nice ‘n’』の黒だった。
念のため、48時間のパッチテストをしてやってみたものの、使用開始4時間後に頭がかゆくなり、翌日腫れあがった為、ウェールズにあるA&E大学病院に搬送される事に。

前と同じ様に顔が腫れ上がり、瞼が塞がり見えなくなった為、モルヒネと強いステロイドを投与してから半日間。ようやくディンヤの状態は落ち着き瞼を開ける事が出来る様になったという。

『お医者さんに言われたわ、ここに運ばれてくるのがもう少し遅かったら死んでいたって。パッチテストをしたから大丈夫というわけではなかった。私の体は根本的にPPDを受け付けないんだと思う。』


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彼女は3日入院し、副作用が出ないかどうか確認後に退院。その半年後にアレルギーテストを受け、PPDアレルギーが証明された。

ヘアダイに含まれるPPDは黒い色に染めるほど多くなる。
スーパーなどで売っている毛染め剤には、強いアレルギー反応を起こすことが判っていて、色が濃く染まる毛染め剤ほど、含有率が高いと言われているのだ。

既に欧州各国の一部の国ではPPDの使用が禁止されているが英国ではまだである。
『私の様な被害者を出さない為にも、英国はPPDの使用を禁止した方がいいと思うの、その道のりは厳しいでしょうけれど。』

ディンヤが、二度目のアナフィキラシーから回復するのにかかった時間は二か月だったが、それでも後遺症は残っているという。PPDに残された課題は多い。
Teen blinded by horrific ‘Frankenstein’ allergic reaction to hair dye that ‘could have been fatal’
https://www.mirror.co.uk/news/uk-news/teen-blinded-horrific-frankenstein-allergic-6667798

Student’s head doubled in size after suffering allergic reaction to hair dye

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