【ビフォーアフター】2度の心臓手術で死にかけた少女が美女ボディビルダーに!波乱万丈の奇跡とは


ボディビルダーにとって血管狭窄や心臓病は時限爆弾を抱えるようなものだ。
だが、先天性心臓疾患で、生まれつき心臓に穴があき血管狭窄も抱えていたとすれば….。


©Samantha Gallier/medicaldrumworld.com

英ワイト島出身のボディビルダー、サマンサ・ガリラ(Samantha Gallier)、通称サミーは、手術が難しいと言われる先天性心臓疾患から立ち上がった女性だ。

生まれつき心臓に三つ穴が開いていただけでなく、大動脈が狭く、肺静脈の幅も狭い。医師はサミーの母に激しい運動は、させないようにと注意していた。

それだけでなく彼女は2度の心臓手術で死にかけた。2回とも開胸手術の最中に、2分間心肺停止状態に陥り、死の淵を彷徨った。


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体重の増減も激しく、普段のトレーニング内容から、心臓や血管への負担が並ではないボディビルダーを何故職業として選んだのか。

ボディビルダーにとって、心臓病は時限爆弾を抱えて走る様なものだ。ただでさえ心臓に負荷がかかるトレーニングをするのだから、血管狭窄のリスクは避けられない。そこにステロイドなどの血管をボロボロにする薬を服用すればどうなるか、リスクは判るだろう。

陸軍出身で、フィットネス大手・ブラボーミュージックのモデルでもあったグレッグ・ピットは心臓病を持病に持っていた。


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彼は’15年、列車の線路ぞいでフィットネスプロモーションビデオを撮影中に、めまいを引き起こし列車に轢かれて亡くなるという非業の死を遂げた。目撃者によるとグレックは、列車の警笛が聞こえたにも関わらず、よけられなかったというのだから心臓発作を起こしていたという事なのだろう。

英ウェールズ在住のボディビルダー、サム・スタンダーウィックは、週6~7日ハードなトレーニングを欠かさず、なおかつ父エイドリアンのビジネスを手伝うハードワーカーだった。

だが、’16年12月、友人と遊びに出かけた翌日、ホテルで心臓発作を起こし亡くなった、享年25歳。原因は冠状動脈が7割も狭窄していた事だった。


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父エイドリアン曰く、なくなる2日前にサムは『動悸がするので医者に診てもらわないと』といいつつ、友達とリバプールに出かける予定を優先してしまい、検査の予定を先延ばしにした事が彼の命を奪った。

トレーニングの際に摂取するサプリメントには心臓に負担がかかるものも多く、サムの様に、遺伝で心臓病を持つものからしてみれば時限爆弾を抱えているも同然だった。

エイドリアンは、息子サムの死をきっかけとし、英国の公共施設やジムにAED(自動体外式除細動器)設置のための資金集めをしているそうだ。これにより心臓病に対するリスクの高さを実感してもらいたいのだという。

この様に、他にも後世に名を残すプロのボディビルダーが心臓病を克服しようとして、若い命を落としている。それに対しサミーは27歳の今挑戦しようとしているのだ。

彼女は週に5日フリーウェイトと有酸素マシンのトレーニングを複数のトレーナーと組んで、綿密なプログラムを立ててやっているという。


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『医師からはトレーニング中の最高血圧が155以上に上がらなければ大丈夫と言われているわ。これ以上に上がると、手術した傷口が開く危険性があると言われているの。だからビルダーとはいっても血圧は常に上がらないようにコントロールしている。』と彼女は語る。トレーニング中は常に心拍と血圧をチェックし、人並み以上に体調に気を配っているのだ。

彼女がジムに通いだした理由は、心臓の手術を受ける前から彼女の血圧が高かった事だ。血圧を下げるという意味で、運動療法を担当医師が勧めたという。ところが彼女がジムに通って目覚めたのは体つくりだった。

元々スリムな彼女だが、心臓病という病がある為、スタジオプログラムには入らず、フリーウェイトエリアでトレーニングをする事に。そこでトレーナーに付いてもらい目覚めたのがボディビルディングだった。

『お医者さんに今は70kgのウェイトを上げているのと言ったら、愕然としていたわ。彼は私がジムに通い立ての女の子を想像してたのでしょうね。せいぜい5kgぐらいのダンベルを重そうに持ち上げている私を想像してたみたい。』

さすがの担当医師も青くなり出来るからといって70kgを持ち上げるのはやめてくれと、ドクターストップをかけたという。その後、彼女はパーソナルトレーナーと相談し、ボディビルの大会前のウェイトダウンの時は、負荷をかけるのではなく食生活やライフスタイルを見直す事で、体脂肪率を下げる方向にもっていった。


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サミーが先天性心臓疾患だと判明したのは生後10日たってからだった。抱っこした母親の腕の中で崩れ落ちたサミーは小児集中治療室に運ばれ、その日から彼女の病院通いは始まった。学校にも思う様に通えず退学に。心細い日々が続いた。

『心肺に関する病で何度も死にかけたわ、肺炎、肋膜炎、敗血症…その度に救急車で運ばれて、家族に心配をかけていた。だからこそ体を体を鍛えるプロフェッショナルになりたかったのだろうと思うの。』普通の体形でもスリムなサミーがボディビルダーの道を選んだ理由がここにある。

最後の心臓手術は彼女が12歳の時だったという。二度と見たくないという程の深い傷が彼女の胸には刻まれた上に、体調も万全ではなく、今度こそ死んでしまうと思ったという。


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何度も死の淵をさまよったからこそ、無理はせず、コツコツとトレーニングし、程よく休憩するのがサミー流の体のつくり方だという。

『昔はずっと病院の天井を眺めて過ごす日々だったけれど、今はライトを浴びて鍛えた体を披露する事も出来る。人生に不可能はないって思えるわ。』

Woman who clinically died TWICE after undergoing four open-heart operations defies doctors by taking up bodybuilding – even though training too much could put her in hospital

Greg Plitt

A healthy young man who worked out at the gym most days died in his sleep

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