米国で32年前に、脱獄したスティーブン・ディッシュマン(60)が、今月末、米国アーカンソー西部で捕まった。
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日本でも1971年に渋谷で起きた支部や暴動事件で警官を殺害した中核派の活動派・大坂正明容疑者(67)が46年の逃亡劇の末に逮捕されたばかり。
大坂容疑者の逃亡には仲間が居て、綿密に計画が練られていたという話だが、ディッシュマンはどうだったのだろうか。
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ディッシュマンは、ワシントン州で恐喝と窃盗をはたらき、’84年12月に懲役7年の実刑判決を喰らった。
が、彼はどうにかして脱獄する機会を狙っていたという。
そして彼は半年後の、’85年5月に脱獄。5年おきに違う場所で、別人になりすまし、氏素性を変えて32年も逃亡していたというのだ。
ID管理社会が日本よりもはるかに進んでいる米国で、どうやってこれをなしえたのか、未だにナゾである。
ルックスは、脱獄前はヒッピー風だが、32年の逃亡の末捕まった顔は、デニス・ホッパーみたいな顔になっている。
Escaped inmate recaptured after 32 years on the run