ついこの間、京都出身のメイクアップアーティスト・辻氏がメイク部門でオスカー受賞という華々しいニュースが入ってきたばかり。
そこで、今回は『メイクによって救われた女性』のビフォーアフターをお届けしようと思う。
モスクワを拠点に活躍する、Goar Avetisyan はリハビリメイクをやっているが、そのビフォーアフターがスゴすぎてネット上で話題になっているのだ。
こんな感じで変わっていくのだが、元の顔をきっちりいかしつつ、変わっているのが判るのが素晴らしい。
1:娘の結婚式までメイクをした事がなかった母親
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娘が産まれて20年来、家事に追われてメイクどころかスキンケアもおざなりになってた女性。
顔はシミちょろけで、目もどんより、くすんでいた肌が、一気に色白、オメメぱっちりの美人顔に。
どれだけ塗った?と思える厚化粧ながら、本人は仕上がった時の驚きは、今でも忘れないのだそう。
2:かづきれいこも真っ青!リハビリメイクを超えた女優メイク!
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ジャミラは、チェチェン紛争に巻き込まれ、2歳半で顔に大やけどを負った。
奇跡的に命は取り留めたが、彼女の傷跡は癒えぬまま。メイクアップアーティストのゴアは、彼女の顔のパーツを生かし、シンディ・クロフォードばりの女優顔に。
ジャミラの故郷、ダケスタン共和国は、ロシア連邦の1つ。相撲力士・栃ノ心の故郷ジョージアや、アゼルバイジャンと隣接している。
チェチェン紛争に巻き込まれた国の1つで、ジャミラの様に、幼くして紛争で顔や体に戦争による傷跡を負った人も多い。
3:手術よりもメイクの方が効果があった
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リリーは、生まれつき顔の半分に痣があり、今まで2回手術をうけたが、ここまでしか取り除けず、今回、ゴアの手を借りる事に。
見事に美しい女優顔に変身!元のパーツの良さを生かしてメイク。
4:敏感肌も、諦めないで
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ケイトは敏感肌でメイクもスキンケアも諦めていた。
この通り赤ら顔で、痛々しく皮膚がむけた跡があったが、ゴアは『汗で痒くなるメイクなるメイクなんてナンセンスよ!』とメイクを変えた所、この通り。
5:男?女?な人が、ゴージャズ女優に?
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素顔ぱっと見、男?女?なこの人。メイクをした途端、ゴージャスな女優顔に。
あまりの変貌に、メイクをして貰った女性は『この瞬間は忘れないわ』と語ったのだそう。
6:目の整形を繰り返した女性が女優顔に
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目の整形を繰り返し、陥没してしまった年頃の女性。
彼女のメイクの過程は、冒頭の動画で紹介した通りで、『そんなに目の周り黒く塗って大丈夫?』『目の周りを黒黒と塗ってからファンデーション?って逆じゃない?』と、ゴアのメイクプロセスは破天荒。仕上がりは、この通りなのだから、不思議としか言いようがない。
7:ステージ4のガン患者が見違える美女に
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ジェカテリーナは、ステージ4の末期がんだが、人生を諦めているわけではなかった。そんな彼女の心を反映する意味で、ゴアが施したメイクはこの通り。顔のパーツを生かし凹凸をつけたもの。
8:ニキビや眉の生え方まで変えてしまうメイク
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ハーレムは頬に出来たニキビと、離れた目や眉を気にしてメイクをしなかった。
だがゴアは、メイクで顔のパーツを中央に寄せる様にみせ、小顔を生かす事に。『全ての女性は女優になれる』というゴアのポリシーは、ここにも生かされている。
9:ピンクを着れる様に女らしく
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マリーナは、肺がんを患い、お洒落をしていなかったが、ゴアのメイクで、何十年かぶりのピンクのワンピースを着る事に。
『女性に生きる勇気を持たせる事も、メイクで出来る効果の1つ』というのがゴアのポリシーなのだそう。
10:メイクアップアーティスの母親も、キメる時はキメるわよ!
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ゴアの母親が、息子のアルバートの卒業式の時に、ゴアに『メイクして!』と頼んだビフォーアフターがこちら。
普段は家の家事を担うお母さんだが、卒業式の時は、キメるわよ。
11:おばあちゃんビフォーアフター!
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さすがに、シワクチャの冷戦時代を生き抜いたオバアチャンの変身はムリだろうと思いきや、チャレンジしてしまうのが、ゴアの凄い所。
年齢が三桁になりそうなオバアチャンにカツラを被せ、メイクを施し、この通り。
12:クマや眼瞼下垂?メイクで隠せるわよ
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女性が整形外科やエステに行く理由として挙げられるのが、眼瞼下垂と目の下のクマ。
それをメイクでここまでカバーしてしまうゴアの腕というのは、スゴい、スゴすぎる。ここまで来たら別人としかいいようがない
13:はるばる遠くからゴアの噂を聞きつけて三千里
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ゴアの噂をききつけて、カザフスタン共和国南東部のアルマトイからやってきたというサニア。
キルギスと中国の国境からやってきた彼女は、この日を3年も心待ちにしていたというが、どう見てもメイクもスキンケアも全くしていなかったという顔。
目と眉をあげ、顔のパーツを中央部に寄せ、美しい仕上がりにするゴアはさすが。サニアは仕上がりに満足したという。
14:生徒が実験台になる事も
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ゴアはメイク教室を開いていて、たまに生徒が実験台になる事もある。ビフォーアフターが判るようにする為に選ばれるのは、顔のパーツが判りやすい位置についていて、メイク映えのする生徒かもしれない。
15:ナオミ・キャンベル?
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メイクの過程は冒頭の動画を見てのお楽しみだが、実はベースメイクに手が込んでいるメイクなのがこれ。
何色も使い分け自然な凹凸を出し、仕上がりは『もともとこの色だったかの様に仕上げている』所がポイント。
16:バービー?
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ゴアの元には、様々なクライアントが来るが、普通に見える女の子でも『メイクで大胆に変身したい』という女の子は結構多いという。この女の子は、バービー人形や、’50年代のハリウッド女優の様にしたらしい。
17:レスラーとその妻?
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レスラーかと思う様な強面の女性・イリーナ。眼に輝きもなく歯を食いしばっているメイク前と、穏やかで女らしいメイク後の違いを見よ。
18:これは変わり過ぎ…
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ゴアは、メイクでどこまで人が変わるか、幸せになれるか試してみるのが嬉しいという。こちらはタンザニアに出張した時、行ったものだが、カラコンはつけるわ、カツラはつけるわ、まるで別人かもしれない。
いかがだろうか。
メイクは、ここまでやると人の人生に影響を与え、かえる事が出来る。
ここまで変わると、メイクをし続けなければいけないのではないか、とかえって心配してしまうほどだ。
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