実は、顔の人相で薄々判ってしまうのが、
特殊な殺人犯。
今回は歴史に残る連続殺人犯の子供時代、
逮捕された当時の写真を比べてみます。
1:テッド・バンディ
IQ160以上の頭脳明晰スマートなシリアルキラー。
30人の殺人を認めたが、実際に殺したのは、
100人を超えると言われている。
公判中にファンレターが届くという、異例の殺人犯。
実は反社会性パーソナリティ障害だったと言われている。
頭が良すぎる故に、幼い頃から、周囲に機嫌よく、
笑顔で居なければという見えないプレッシャーが、
彼を犯罪に駆り立てたとすれば、哀しい。
2:アンダース・ブレービック
’11年のノルウェー連続テロ容疑者。
単独犯として77人を殺した大量殺人犯である。
幼い頃は成績優秀で、苛められている人々をみると
放っておけない性格だった。
両親は離婚し、母親が親権を得て両親共々再婚。
ブレービクの正義感が極右思考に行くのを両親が
とめなかったというのが筋だろうか。
3:アイリーン・ウォーノス
シャーリーズ・セロンが体当たり演技で演じた
シリアル・キラー『モンスター』のモデルが彼女。
精神病を患った父に虐待を受け育てられたアイリーンは、
学校を中退後、娼婦として生計を立てる。
一度は裕福な男性と結婚できるチャンスがあったものの、
破綻し、彼女の人生は奈落に落ち、生きる為に
7人の男性を立て続けに殺す事になる。
4:マイラ・ヒンドレー
英国のサドルワース・ムーア(現在のグレートマンチェスター)で
起きた、ムーアズ殺人事件の犯人で、連続殺人犯。
自分に自信が持てない少女時代を送ったマイラは
勤務先で一目ぼれした恋人のイアンに
気に入られようとして、殺人犯になっていた。
5:ジェームス・ホルムズ
コロラド州銃乱射事件(オーロラ銃乱射事件)で
同州率大学博士課程だったホルムズが、
70人もの、死者・負傷者を出し逮捕された。
ホルムズは高校を特待生で卒業したインテリだが
人付き合いが苦手だった。
ここまでみても判る通り、
連続殺人犯たちは、突発的にこの様な残虐な殺人を
行なったわけではない。
そこに行き着くまでに、追い込まれた事が問題なのだ。
先ほど挙げた、ジェームス・ホルムズに関してはTumblerが
応援サイトという名目で作っているものがある。
その一方で、
容疑者を簡単に支持していいのかという声も
挙がっているので複雑でもある。