資産8000億越(汗)元F1長者バーニー・エクレストンの次女ペトラ離婚


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F1長者として名高い億万長者・バーニー・エクレストンの次女でモデルのペトラ(28)が実業家の夫ジェイムス・スタント(35)と離婚した事が明らかになった。

原因はDVとみられていて、2人の財産は55億ポンド(8008億)と言われている所から、離婚訴訟としてはセレブ市場最高額になる。

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英国中央家庭裁判所によると、スタントは審議中、ため息、あくび、おおげさなジェスチャー、冷笑など、ペトラ側の質疑応答に真面目に答えようととせず、なおかつ、悉く遮る、不埒な姿勢を見せた為、判事に何度も指摘されていた。

ついにスタントは、エクレストンにの肩を、どさくさ紛れにどつき「このクソ野郎」と吐き捨て法廷を去っていった。
法廷の外に待機していたカメラマンのフラッシュを浴びたスタントは、それにケンカを売るかのように、中指を立て睨みつけ、ロールスロイスで去っていったという。

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法廷内で、エクレストンに対し、王室顧問弁護士はスタントを追いかけて報復を考えない様に、貴方の不利になるだけだと、関わらない事を支持した。

ペトラ側の弁護士は、ポール・マッカートニーが離婚した際のフィオア・シャクルトンなど辣腕弁護人が複数いる。今回は、スタントが、あまりにも無理難題を要求してきた為、ペトラも黙っていれば勝てたのではないだろうか。

スタントは国際的な金融売買の会社を経営、美術品ディーラーでもあるが、エクレストン曰く、彼がどの様な方法で金儲けをしているのか、詳細は不明なのだという。

しかも彼は、スーパーカーマニアでロールスロイスは社用車に使い、自家用車にランドローバー、遊ぶのにランボルギーニー(写真)が要ると、派手な面があった。

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エクレストン自身、漁師の息子だったが、先の大戦の後、オートバイ産業からこの業界に乗り込んだ身。義理の息子が派手な車が好きだったからと言って、それが悪い方向に結びつくとは考えてもいなかった。

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「今にして思えば、スタントがゴージャスな車が好きだったのは、私の様に車のメカや走る事が好きだったわけではない。マフィアが豪華な装飾品を持つ目的で持っていたのと同じだったんだ。」エクレストンは失望を隠しきれないでいる。

ロールスロイスに乗る時に、ボディガードを付けている義理の息子に、エクレストンが訪ねた所、スタントは「ジョン・ゴッティみたいだ」と言ったという。ジョン・ゴッティとは伝説のNYマフィア・ラッキー・ルチアーノを生み出したガンビーノ一家の末裔。彼がマフィアにあこがれて、これらの車を買っていたとすれば、義理の父からしてみればショックである。

「娘が彼をつれてきた時は、おとなしそうな好青年だった。こんな嫌味な男で、娘を傷つける男じゃなかったよ。」父親の嘆きは深い。

ペトラとスタントは’06年に友人の紹介で出会い、’11年に結婚。イタリアの古城で1200万ポンド(17億4722万)かけて結婚式を挙げた。
だがこの時の巨額の費用を後から聞かされたエクレストンは、妻と離婚。この時、妻が貰った慰謝料も英国最大級と言われていた。

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そしてペトラとスタントの間には、娘ラビニア(4歳)、双子の息子ロバート、アンドリュー(2歳半)がいるのだが、エクレストン曰く、双子の息子が産まれて落ち着いてから、スタントがおかしくなってきたらしい。

エクレストン、そしてスタントの父・ジェフリーが、スタントのDVに気付いたのは’15年2月。子供たちの誕生日会に親族一同が集まった時だった。
息子のDVに気付いていたジェフリーは、さりげなく息子に注意しようとしたが、誕生日会だというのに、スタントの機嫌は悪くなりペトラが、「とりあえず外にでましょ」と、ジェフリーとスタントを別々に外に出す程、気を使ったらしい。

それからというもの、スタントは気が荒れたり、ペトラの買い物に付き合わされる度に「バカ野郎」と怒鳴りつけ、言葉でなじり始めた。

©DailyMail.co.uk

スタントの怒りが公共の場でも抑えられなくなったのは、その年の10月。英国のジュメイラ・カールトン・タワーホテルのロビーにあるレストランでエクレストン、ペトラ、スタントらが食事をしていると、口論になり、スタントは彼女の頭をエクレストンの前で殴りかけたというのだ。

その後も「今度、そんなくだらない事をオレに行ったら殺すぞ」と銃を突きつけ、それがエクレストンの筋のものから露見し、スタントは逮捕される。

エクレストンは真向から否定しているが、この人相の悪さからして、否定もなにもないだろう。

©Nick Edwards

スタント側の弁護士パトリック・チャンパーレインは、ペトラとスタントが住んでいた8000万ポンド(116億4817万円)の豪邸(写真)を自分に譲ってくれたらチャラにしてやってもいいと言ったが、只今売りに出されているこの豪邸。エクレストンが次女の為に買ったものであり、エクレストンが信託に回しているので却下されてしまった。

判事はエクレストンとペトラの言い分を認め、スタントには金曜までに、今の家を出ていくように退去命令を下した。

「彼女は秘密主義だ、僕と同じ様にね。彼女は問題を抱えていたとしても、何も言ってくれない。何の為の結婚か判らないよ。」スタントのいう事も最もだが、それ以上に彼が判らなかったのは、ペトラの金銭感覚だったかもしれない。

何といってもエクレストンファミリーは、父親であるバーニー・エクレストンが、浪費家である元妻と2人の娘の為に、あれだけのお金があるにも関わらず、死ぬまで働いてもまだ足りないと言っているぐらいなのだ。

ペトラ自身も、スタントと結婚した後も、父親に甘やかされ、不動産投資に大失敗し、自ら立ち上げたブランドもパーにしている。
それが離婚の原因だとすれば、自分がまいた種といっても過言とも言える。

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