盲目の茶トラの猫ルーシーと、片目の白猫ローラは、アイダホ州の州都ボイシに捨てられている所を、Happy Jack Rescue(以下HJR)に発券された。
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目の見えないルーシーがローラに寄り添うように離れない状態で発見され、HJRは、全米中の保護観察施設や獣医に連絡に治療と里親の引受先を依頼したものの、どこも見つからなかった。
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そんな中、ウィスコンシン州南東部のケノーシャにある、Specical Purebred Cat Rescue(以下SPCR)が、姉妹猫を引き受けると、救いの手を差し伸べたのだ。
SPCRの責任者のクリステン・クランスは、HJRの本拠地アイダホから、ウィスコンシンまで二匹をどうやって運ぶか、引き受けたものの悩んでいた。
『最終的に私たちは、ボランティアのFAに頼んで、彼女たちの休暇中を利用して二匹を運んでもらう事にしたわ。』とクランスは言った。
勿論、飛行機に乗る前にメディカルチェックも兼ねて2匹は、アイダホ州で出来うる限り治療を受ける事となった。
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SPCRの里親斡旋に携わったスー・レンスによると、ルーシーとローラは、HJRのあるアイダホ州の獣医の元、治療を受けた後、まず、シカゴのオヘア国際空港まで輸送され、そこから車でウィシコンシン州まで移動したという。
ウィスコンシン州の里親に引き取られた当時、スーは度々様子を見に行ったが、2匹とも下アゴのかみ合わせが悪く歯が生えていなかった為、柔らかいものしか食べられなかった。
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それから数か月後、何とか体重は引き取った当時の2倍になり、栄養状態もよくなったが、心配なのは、ローラの目だ。
ローラの何とか見える片目は2時間置きに軟膏の塗布と目薬が必要になってくるという。
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盲目のルーシーの方が、ローラよりも大きいにも関わらず、ローラは目が片目だけでも見えているというので、どこに行くのもルーシーを案内している。
里親は『本当にローラもルーシーも一心同体。そして生きる事を諦めない。この2匹から生きる勇気も貰えるわ。』と語っている。
Cat with One Eye Rescued Along with Her Sister Who Has No Eyes and Depends on Her…