日本の電車が、昔と今では全く違い、
『レトロなものが好き』という鉄道ファンが
居るのと同じ様に、米国の地下鉄の内装も、
戦前、ベトナム戦争末期、そして今では、
全く異なります。
今は落書きだらけのNYの地下鉄、昔と今を見て行きましょう。
1933年
(C)piximus.net
戦前の地下鉄は、モダンジャズ文化華やかなりし頃の
NYを繁栄してオシャレですね。
座席にも、ゆとりがあり、テーブルもあります。
1964年
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この頃からロングシートを起用したのが判ります。
冷房設備は完備してないのか、扇風機が天井に。
シートはビニールシートですね。
1978年
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伸びきった感じのつり革が登場。
空調がお情け程度についたものの、シートは
いつ壊れても交換可能なように、プラスチックの安物に。
現在
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これはマンハッタンのもの。
ちなみに、本物のNYの地下鉄を使い撮影された
『サブウェイ123』では別バージョンのシートの
地下鉄が使用されています。
たかが地下鉄のシート、されど、シートでも
歴史を感じますね。