咽頭炎から両足切断の男性・奇跡の生還


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30代前半のアレックス・ルイスは、どこにでも居る
『恋人と出来ちゃった婚』をする予定の男性だった。

恋人のルーシー、生まれたばかりのサム、
ゴールイン間近だった3人。
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(C)Solent News & Photo Agency

だがそんな家族を、2013年11月悲劇が襲う。
最初、アレックスは長引く風邪を体調不良で、
こじらせただけだと思っていた。

いつまでも治らないので、もう一度医師に診て貰うと、
感染症に移行しやすい危険度の高いグループAの咽頭炎と判明

アレックスの病状は悪化し、敗血症に移行。
病院に搬送されて昏睡状態となった。

アレックスの病状は、深刻であり、診断の結果、
両膝、肩肘から下は切断、顔の半分の自由を失うという大手術に。

昏睡状態となった後に、行なわれた手術は16時間を要し、
半分自由を失う顔の形成には特に注意を要した。

手術後、アレックスは殆ど食べる事も、飲むことも出来ず、
死の淵を彷徨った。
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(C)Daily Echo/Solent News

医師の話では、感染症から血毒もしく敗血症になった際の
生存率は3%以下。
彼は極めて稀な生存率だという。

だが彼は息子や妻に逢える日を心の糧に、苦しい
リハビリに耐え続けた。

アレックスが、驚いたのが息子のサムが、それほど
抵抗なく自分を受け入れてくれた事。

ただアレックス自身が、これから先、
体が不自由な為に、親として息子にしてあげられる事が
少なくなるのが辛いという。
ALEX LEWIS
(C)Dailymail.uk

息子サムは、現在3歳。
父親のリハビリ中は、頬にさわる事も出来なかった。

『こんな恐ろしい事が、息子の身の上に起こらなかったことを
何よりだと、思っているよ。』
とアレックスは言っている。

日本では、初期の風邪や咽頭炎、抜歯の際には抗生物質を
処方して貰える。

もし、今回のケースが風邪ごときでは抗生物質を処方しないという
外国の医師の診断が引き起こしたのであればどうなのだろうか。

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