フォーブスが発表した長者番付の中で、今年も
発表された各部門。
ここで発表されたランキングが、かならずしも
『良質な作品』に出演しているなり映画界その他の業界に
貢献しているか、といえば、ここ10年来疑問となってきた。
1:ロバート・ダウニーJr. $80 million
『アイアンマンシリーズ』『アベンジャーズシリーズ』で
ギャラが高騰し続ける一方のダウニーJr。
彼の昨年の作品では、他には
ロバート・デュバルと共演した
『ジャッジ・裁かれる判事』が名作。
2:ジャッキー・チェン $50 million
ついこの間3月2日には、謎の交通事故死亡説まで流れた
ジャッキー・チェン。
だがこういう噂が流れる度に、彼のギャラは高騰。
ジェット・リーが、事実上の引退となった今、
体を張ってアクション出来る俳優の1人になった。
3:ヴィン・ディーゼル, $47 million
やはり『ワイルド・スピードシリーズ』の制作に
関わるものが大きいヴィン・ディーゼル。
そろそろ毛色の変わった作品も観たい。
4:ブラッドリー・クーパー $41.5 million
『アメリカン・スナイパー』のクリス・カイル役から
『無責任ナンパ男』役のイメージを払拭したクーパー。
今年夏公開予定の映画『2つ星の料理人』では
ワケあり天才シェフを演じる事に。
5:アダム・サンドラー $41 million
オバカ映画の帝王サンドラー。
『靴職人と魔法のミシン』はよかったけれど、『ピクセル』は??
普段は6位の、この人より上にくるハズがない。
6:トム・クルーズ $40 million
昨年は『ローグネーション』の公開、
今年は『アウトロー2』の公開と、着々とヒット作の続篇を
作りこなしているトム・クルーズ。
以下7~9位まではボリウッド映画制作及び俳優、歌手が占めている。
7:アミダーフ・バッチャン $33.5 million(写真左)
8:サルマン・カーン $33.5 million(写真右)
9:Akshay Kumar, $32.5 million(写真上)
10:マーク・ウォルバーグ $32 million
10位にはマーク・ウォルバーグ。
昨年は『TED2』もあたり人気が出ましたが、
DailyMailのニュースによると、10代の頃は
人種差別が酷かったという黒歴史が・・・、これは
払拭して貰いたいもの。
11位~25位までをみていくと、
11位に、ドウェイン・ジョンソン($31.5 million)。
12位に、ジョニー・デップ ($30 million)。
13位は、レオナルド・ディカプリオ($29 million)。
と名前の知られる俳優が並んでいる事が判る。
長者番付上位に乗る事は、昨今の映画俳優の
目的にはならず、良質の舞台監督のミュージカルに出演し
演技の幅を広げたり、
慈善活動をし、人間としての幅を広げる事が
俳優たちにとって大事であるという価値観が
少なくとも欧米俳優の間では、広がってるのでは
と思う。