銀幕の名優、女優たちは、カメラを向けられると常に
ポーズを取って表情を作らなければいけなかったもの。
そんな彼、彼女らが、気心しれたカメラマンにだけ見せた
普段の表情をまとめてみました。
1:ベティ・デイヴィス
1939年ごろ。
『痴人の愛』、『黒蘭の女』、『月光の光』など、
悪女の代名詞として、名をはせた彼女が
スターダム街道を駆け上がる直前の写真。
家で朝刊を読んでいる、この写真は銀幕で作られた
イメージと全く違う彼女の素顔に近い。
2:フレッド・アステア
1940年ごろ。子供にダンスを教えるアステア。
ジンジャー・ロジャースとのコンビを解消し、フリーランスで
映画に出演する様になったのが、この時期のアステア。
誰に対してでも本音なシャイで気さくだった一面は
私生活にも現れている。
3:マリリン・モンロー
1953年ごろ。
『ナイアガラ』や『紳士は金髪がお好き』など
金髪のセクシー美女というイメージで売り出していた
マリリン・モンロー。
自分自身の内面の違いに悩んでいたというのは
本当だったのが、この写真一枚でもわかると思います。
4:ジェームス・ステュワート
1945年頃。
第二次世界大戦終結後、帰国し、家族に迎え入れられ
リラックスしている様子。
ジム・キャリー主演の『マジェスティック』は
このジミー・ステュワートをモデルにしているという説もあります。
5:ジェームス・ディーン
NYのアパートで、’50年代です。
今年12月には、ジェームス・ディーンと、彼を見出した
カメラマンの映画を、ロバート・パティントン、
ディーン・デハーンの二人が演じるので、
この写真を覚えておくと、面白いかもしれないですね。
いかがでしたでしょうか。
数少ない彼らのプライベート写真から、
何かを得ることができるかもしれません。