ツール・ド・フランスの歴史とミステリー


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かつて『ツール・ド・フランス』7連覇したロードレースの王者
ランス・アームストロングが、何故ドーピングにより
タイトルを剥奪されたのかを説く、『疑惑のチャンピオン』が
映画館で公開されています。

7月全般かけて行なわれる長丁場レース『ツール・ド・フランス』。
意外と知られていない事があるようです。

103rd Tour de France
(C)wikipedia
今年で103年目を迎える『ツール・ド・フランス』。

今年の行程は、モンサンミシェル~ピレネー山脈~
モン・ヴァンドウからスイス、モンブランに抜け、
ゴールのシャンゼリゼ通りに向かうものです。

コースは、フランス国土がメインですが、周辺国が
舞台になる場合もあります。

londonislael
(C)wikipedia
ちなみに現在の距離3000km以上というのは、直線移動距離で
ロンドンからエルサレムまで、という遠さ。
ww1
(C)wikipedia
元々は1903年、スポーツ新聞社ロト(現在のレキップ社)が
宣伝の為に、はじめたもので、最初の方は、
『道中アルコール呑んでもいい』という今では
考えられない話もありました。
その大会も、二度の大戦以外で中断された事は一度もないそうです。

tourdefrancebegin
(C)wikipedia
当初のコースは、パリ郊外モンジュロンのカフェ
『ルヴェイユ・マタン』からヴィル・タレーまで、
合計2428km、6ステージ。

但し、今の様に最新鋭のロードバイクがあるわけでも、
スポーツウェアや、パーソナルトレーナー、はたまた、
キャラバンがあるわけでもありません。

1ステージを1人で400km走り、宿泊先は選手が手配。
自転車修理工具はレース中に持ち運び、と、今以上に過酷でした。

france
(C)wikipedia
103回の大会の中で、最も優勝している国は、本場フランスの36回。
続いてベルギーの18回、そしてスペインの12回です。
ステージ数は、’93年以降は21ステージが定着していますが
昔はもっと多かったそう。

lance
(C)wikipedia
本来であれば、米国がこれに続いていたかもしれませんが、
ランス・アームストロングや、フロイド・ランディスがドーピングで
タイトル剥奪となり、それもかなわかったのでしょう。

misterie
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ツール・ド・フランスのレース中に参戦選手が亡くなったのは4人。

レース中に亡くなったのは、’35年にフランシスコ・セペタが
クラッシュ。
’95年にファビオ・カザルテッリはバイクがコントロール
出来なくなりピレネー山脈のポルテ・ダスベ峠でクラッシュ。
ヘルメットの着用が義務付けられていなかった為、即死でした。

その他不可解なのは、’67年になくなったトム・シンプソン。
山岳コースで暑さと薬物の複合作用により突然死。
何故と思うのが、’35年にレースの休養日に、
海辺で泳いでいて溺死したアドルフ・エリエールでした。

いかがでしたでしょうか。
歴史あるレースに、隠されたミステリーや、疑惑は
まだまだありそうですね。

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