『レヴェナント』で悲願のオスカー受賞となった、ディカプリオ。
数々の作品に恵まれ、ノミネーションしていながら、あと一歩で
オスカーを逃していた彼ですが、ディカプリオと同じ様に、
主演男優賞を逃している有名俳優は意外にもゴロゴロいるのです。
1:ゲイリー・オールドマン
『JFK(’91)』でオズワルドを、『エアフォース・ワン』ではハイジャックを、
『ハリポタ』ではシリウス、『バットマン』ではジム・ゴートンと、
数々のアクの強い脇役を演じていたオールドマン。
『裏切りのサーカス』のジョージ・スマイリーで、
いよいよ主演男優賞かと思いきや、まさかの
サイレント映画『アーティスト』でジャン・ジュダルジャンに
受賞をさらわれてしまう事に。
2:ジョニー・デップ
『シザー・ハンズ』で既にゴールデングローブ賞ノミネート。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ネバーランド』で
オスカー主演男優賞ノミネートと、
数々の映画に主演しているジョニデことジョニー・デップ。
最近は、作品の当たり外れも多くなり、ファンがハラハラする程。
ジョニデが、ノミネートした年の受賞者といえば
『Ray』のジェレミー・フォックスなど、正統派路線が多い事も。
3:エドワード・ノートン
デビュー作『真実の行方』でオスカー助演男優賞を獲得したノートン。
『アメリカン・ヒストリーX』で主演男優賞に
ノミネートしたものの、この年の受賞作は、
『ライフ・イズ・ビューティフル』。
数々の名作に出演し、監督も手掛けるノートンだが、
いざノミネートとなると、『バードマン』の時の様に
ライバルが多かったり、『ライフ~』の様に
審査員がハッピーエンドを選んでしまう様です。
4:イアン・マッケラン
ナイトの叙勲を受け、サーの称号を持つ、マッケラン。
その比類なき演技力にも拘わらず、オスカーをはじめとする
大きな映画賞にノミネーションされていない。
舞台の人間からみれば、これこそ判らないとしか言いようがない。
5:ブラット・ピット
俳優として3度、プロデューサーとして3度
オスカーノミネーションを受けてなぜかスベっているブラピ。
彼が俳優としてノミネーションした年に受賞しているのが、
ショーン・ペン、ケヴィン・スペイシーといった
芸達者な俳優だった事が不運かもしれない。
6:ハリソン・フォード
SF映画や、アクション映画での知名度が高いせいか、
たまに出演する『刑事ジョン・ブック』や『サブリナ』の様な
作品でゴールデン・グローブ賞にノミネートするハリソン・フォード。
しかし、ここ一発の決め手がないのが確か。
年も年なので、そろそろ作品数に見合った主演賞が欲しい所。