只今『スター・ウォーズ~フォースの覚醒~』も
好評上映中だが、本国米国では大統領戦に向けて候補が
しのぎを削っている。
その毒舌で、国民をヒヤヒヤさせつつも着着と
支持者を集めているのが、
不動産王ドナルド・トランプなのだが、
彼の憧れのキャラクターは、
『エア・フォースワン』でハリソンが演じた、
『戦う大統領』こと、ジェームス・マーシャル。
日本での、この映画のキャッチコピーも
『米国大統領・ハリソン・フォード』
…となっていたのだから、誤解を招くのも無理はない。
『ドナルド、ありゃ映画だ、リアルな僕じゃない。』
本人もタジタジ。
つい先日、ボンド役のダニエル・クレイグが、
撮影中の事故に遭ったばかりの時に
『僕はボンドの様に勇猛果敢じゃないよ』と
メディア相手のインタビューで述べたばかりである。
にも、関わらずトランプの、ハリソン様フィーバーは
収まらない。
おそらく彼の年代は『スターウォーズ』からはじまり
『インディ・ジョーンズ』『ブレードランナー』と
ハリソン・フォードのヒーロー像に憧れて育っているからだろう。
そして〆が大統領なのだ。
『テロと戦える大統領だなんて最高じゃないか!』
彼につける薬はなさそうだし、トランプ氏の演説が
ますます過激になるのは避けられそうにもない。