テキサス州で生まれた黒白のタキシードキャット・ジークは、
14週目の未熟児で生まれた為、水頭症という重度の障害を
負ってしまい足が曲がる後遺症を負ってしまいました。
水頭症は、頭蓋内に脳脊髄液が過量に 溜まる事で、
脳そのものが圧迫を受ける病です。
これにより身体の様々な箇所に障害が出てきます。
このままでは死んでしまうと、シェルターの皆が顔を覆う中
手を差し伸べたのは、
犬猫専門の水頭症団体に所属するリサ・ジョーンズ。
ジークは、重い障害を持ちながらも、自分の病気と闘う為、
リサと共に、テキサスからニューヨークに飛び治療に
専念する事となりました。
この時のジークの体重はわずか400グラム。
ジークはリハビリをしてから、
歩ける様になり、感情表現も豊かになりました。
リサさんが言うには、名前を呼べば飛んでくる程。
ジークには、腹違いの弟がいますが、弟もまた
水頭症なのだそうです。
ジークがここまで、頑張れたのは、弟の存在も
あったからではないでしょうか。
ジークの笑顔がいつまでも続くといいですね。