イギリスのドーセット近郊に住む猫のクロエ(7歳)の飼い主のマリアン・ウッドさんは夫と共に休暇で6週間家を空けていました。その間、近所の人にクロエの世話をお願いしていました。1日2回の食事と、夜に家に入れるように(クロエは放し飼いだったようです)と頼んでいました。
庭にはクロエ用の小屋も建ててありました。
クロエ
しかし、クロエは近所の人が夜家に入れてくれる前に家に入りたくなったようです。そこで煙突から家に入ろうとしたのですが、身体が途中で引っかかってしまいました。さらにその煙突に続く暖炉は封鎖してあったのです。
世話を頼まれた人は1週間クロエを探しましたが見つかりませんでした。
ウッドさん夫妻は遠いベトナムから迷子猫のポスター用にクロエの写真をメールで送ったりもしていました。
しかし、クロエは見つからずに、夫婦は6週間後帰宅しました。帰宅の翌日、悲しそうな猫の鳴き声が寝室の封鎖した暖炉の奥から聞こえてきたのです。
マリアンさんの夫がナイフでシール材に穴を開けるとそこにはまるで骸骨のようなクロエがいたのです!夫婦は急いでクロエを獣医に連れていきました。
クロエが発見された時、体重は元の体重の半分になっており、獣医も生き延びれるかは50%の可能性と言っていましたが、治療を受けて回復し今は家に帰る事が許されました。
マリアンさんはクロエを探してくれてポスターを貼ってくれた近所の人にとても感謝していると言っています。