チリの若手起業家3人イェルカ・プロジェクトが
『盗めない自転車』を作り上げた。
この自転車『イエルカ』を作ったのは、
チリの大学で工学を学んだ22~24歳の起業家3人。
作ったきっかけは、そのうちの一人が
自転車を2台盗まれた事。
開発者でチーフエンジニアでもあるJuan.J.Monsalveさんは
開発に当たってクラウドファンディングで出資者を募集。
フレームそのものを鍵にするという、
今までにない発想に自信を見せている。
鍵がかかる仕組みは動画を見て一目瞭然。
アルミニウム製のフレームが2つに別れ横に張り出す。
サドル下のシートチューブを外し、円柱状のものに
囲んで固定すれば自転車は固定出来る様になっている。
自転車を盗むためにはフレームを切断するしかない。
実に合理的である。
チリ国内でお試しで400ドルで販売した所好評だったこの自転車。
需要があったため、今後は600ドルと強気の発売価格で売り出すらしい。
来年には米国での発売でも見込まれているので、
日本上陸も間近である。