ロシアのオブニンスクのアパートの廊下には段ボールが置いてあります。メスの野良ネコのマーシャのために住民が置いていたのです。マーシャはこのアパートの廊下に3年ほど住んでいて住民からエサをもらって可愛がられていました。
しかしその日段ボールにマーシャと一緒に入っていたのは何と人間の赤ちゃんでした。マーシャはふさふさの長くて暖かい毛で赤ちゃんを寒さから守っていたのでした。
さらにマーシャは大声で鳴き続け、アパートの住民に知らせたのです。マーシャは数時間は赤ちゃんを温めていたと考えられています。
マージャのいつもと違う鳴き声に気づいた住民が赤ちゃんを発見しました。赤ちゃんはマーシャのお蔭でとても暖かかったそうです。箱にはオムツ、ベビー服、ベビーフードなども入っていたそうです。
赤ちゃんはすぐに救急車で病院に運ばれました。マーシャは救急隊が駆け付けるまでずっと赤ちゃんの側にいて離れたがらなかったそうです。赤ちゃんが救急車で運ばれる時、マーシャは救急車を追いかけてました。その後マーシャはアパートの側の道で救急車がもどって来るのを何時間も待っていたそうです。
赤ちゃんは生後約6週間~12週間で、どこも悪い所も無く至って健康だそうです。しかし、極寒の土地ロシアでもしマーシャが赤ちゃんを温めていなかったら凍えていたでしょう。
マーシャは今、アパートの住人からヒーローとして扱われ大変甘やかされているそうです。
一方現在警察が赤ちゃんの身元と赤ちゃんの親を探しているそうです。
via Kitty rescue: Homeless cat praised for saving abandoned baby in Russia (VIDEO)