南アフリカの「アド像国立公園」の水場の淵に1頭の像の赤ちゃんが足を取られて上がれなくなっているのを公園のレンジャーが発見しました。
母親と思われる像ともう1頭の像が仔像をどうにか助けようとしています。
レンジャー達が近づくと母親像たちは警戒して大きな音を立て、仔像を守ろうとします。そこでレンジャー達はトラックに戻り大人の像をトラックで追いかけて仔像のいる場所から遠ざけました。
母親像たちが十分遠くに行ったのを確認して2人の勇気あるレンジャーがトラックから飛び降り仔像の救出に向かいました。
やっと地上に上げられた仔像ですが、あまりにも疲れ過ぎていて立ち上がれずにまた水に落ちてしまいそうでした。
しかし水に入ったレンジャー達がそれを回避させ、他のレンジャーが横から支えて何とか難を逃れました。
母親像たちと引き合わせようとレンジャー達がトラックで移動すると、仔像はレンジャー達を追いかけてきてしまいました。
そこで、レンジャー達はトラックに仔像を載せて母親像のいるギリギリまでトラックで近づきました。母親像が攻撃的になる可能性は十分ありました。
トラックを停止させ、急いで仔像を降ろし、さらにもっと急いてトラックに飛び乗りました。
母親は仔像に走って近づき、その鼻を仔像の胸に巻き付けました。
とでも言っていたのでしょうか。像は大人しそうに見えますが、怒らせると人間の2,3人は簡単に殺す事ができます。なので、レンジャー達も命がけでした。
via: Brave rangers risk being killed by baby elephant’s mother as they rescue it from drowning in watering hole as its parent defends its calf