ドッペルゲンガー?ハリウッド俳優と、そっくりさんのスタントダブルまとめ


スタントダブルは、俳優と体格が似ていればそれでいいという人も居るかもしれない。
だが近年、映像のクオリティもアップしているのと、観る側の目が肥えてきたのもあり、そうもいかなくなってきた。

かといってトム・クルーズの様に劇中の全てのアクションをスタントダブルなしでこなすと、俳優本人にかけられる保険金の額の膨大さで、製作費が高額になる。

万が一、俳優が不慮の事故で撮影中に亡くなった場合も同じだ。『ワイルド・スピード』の撮影中にポール・ウォーカーが事故死し、彼の弟2人が代役を務めた話は言うまでもない。

そこで今回は『ドッペルゲンガーか?』と言われる程似ている俳優とスタントダブルの紹介をしようと思う。

1:トム・ハーディ&ジェイコブ・トムリ


©Twitter/Jacob Tomuri

トム・ハーディのスタントダブルを務めるジェイコブ・トムリ(Jacob Tomuri)は、『アバター』『ロード・オブ・ザ・リング』などにも出演したスタントダブル。

この写真は、左がトム・ハーディ、右がジェイコブ・トムリ、『マッド・マックス~怒りのデス・ロード~』の撮影の合間に撮られたもの。

トムリが指名された理由は、この通り、パッと見では判らない程似ているという事から。

共演者さえも区別がつかないと、絶賛されたのが『レジェンド~狂気の美学~』だった。トム・ハーディが実在した双子のマフィアを演じたこの作品。兄弟が激しい殴り合いをするシーンが幾度も出てくるのだが、カメラに背を向けているほうがジェイコブで、カメラに顔を向けているほうがハーディになっている。二人の息があってないと撮影不可能と言われた作品と言われたものだ。

2:マイケル・ダグラス&マイク・ルニヤード


©Facebook/Mike Runyyard

マイク・ルニヤードは、’88年にダグラスが『ブラックレイン』に出演して以来、彼のスタントダブルを務めてきた25年来の相棒だ。

ルニヤードがスタントダブルの道を歩み始めたのは、’77年とかれこれ40年以上前。モトクロスレーサーだったルニヤードは、スタントダブルに転身。
ダグラスが、ルニヤードの存在を明らかにしたのは、ごく最近の話で、4年前『アントマン』の撮影の時だったという。

長年、二人三脚で映画作りをしてきたルニヤードは、まさしくダグラスの相棒だろう。

3:アンドリュー・ガーフィールド&ウィリアム・スペンサー


©ACE/INFphoto.com

アンドリュー・ガーフィールドの『アメイジング・スバイダーマン』のスタントダブルを務めた人物といえば、スケートボードの異端児・ウィリアム・スペンサーだ。この通りのイケメンで、スケートボードの世界では名前が通っている。

テキサス生まれ、コロラド育ちのスペンサーは、高校在学時にスケートボードを本格的に始め、スポンサーを獲得したプロとなり、28歳でスタントダブルに転向。

昔から映画が好きだったというスペンサーは、彼のスケーティングのスタイルを見た友人から『お前ならスタントダブルに向いているかも』と言われたことがきっかけで、映画業界に足を踏み入れたのだという。そんな彼が『アメイジング・スパイダーマン』のスタントダブルの座をつかんだのはオーディションだった。

主役を務めるガーフィールドが『僕は子供の時からスケボをしていたから、スケボができるピーター・パーカー=スパイダーマンを演じれるスタントダブルを雇いたい』とスペンサーに言った事が、決定打となったという。

この役以降、スペンサーはジャッキー・チェンなどのスタントダブルもこなすようになった。『スケボは好きだけど、それは僕の人生の全てじゃない、そこに飛び込んできたチャンスが映画だったってこと』とスペンサーは語る。

4:ドウェイン・ジョンソン&タノアイ・リード


©Spash News

『ザ・ロック様のお通りだぜ!』の、ザ・ロック様こと、ドウェイン・ジョンソン。リングの上ではガチ勝負だが『映画撮影』となれば従弟と『二人三脚』なのだ。

ザ・ロックのスタントダブルを務めるのは、2つ年下の従弟、タノアイ・リード、左がリードで、右がザ・ロックなのだが、どこが違うの?と言われれば、リードの方が目が大きくて睫毛が長い、彫りの深い顔という事かもしれない。

リード本人は、他のアクションTVシリーズのスタントダブルとして活躍しており、ザ・ロックのスタントダブルとしては、かれこれ16年務めている。

リード本人は『今、オレは43なんだけど、危険なスタントの時は、いつだってコワいよ。命をかけるスタントが終わった後なんて、84の、おじいちゃんになったかと思うぐらい、ヨレヨレになるよ。』とコメントしている。ザ・ロック様のハードアクションの裏には、従弟の苦労あり?

5:ブラッド・ピット&フィル・ボール


©WENN

ブラピのスタントダブルについては、賛否両論あるらしい。
『ワールド・ウォーZ』で、ブラピは英国の豪邸に滞在し、900万ポンド(13億6700万円)のギャラを貰ってるにも関わらず、スタントダブルの男性は、わずか80ポンド(12000円)しか貰っていなかったことが発覚したのだ。

この男性、デヴィット・パターソンさんは、ブラピのスタントダブルを務めるにあたり、買い物にも付き合い、一挙一動まで完コピする程、仕草まで覚えきり、一日18時間ブラピの代役を務めたという。時給にしてわずか670円。デヴィットさんはお金には頓着しないとメディアのインタビューには答えていたが、あまりにも酷いと訴えていた。

その一方で、他の作品にも、ブラピのスタントダブルとして出ているのが、この人、フィル・ポールだ。この写真は『悪の法則』からの1シーン。正直顔は似てると言い難い。後ろ姿の時だけ、彼に来てもらうのかもしれない。

6:ベン・アフレック&リッチ・セトロン


©BackGrid

ベンアフの『バットマン』と、『デアデヴィル』を見比べて『なんだか体格違うよなぁ~』と気が付いた人は、勘が鋭いのかもしれない。スタントダブルが違うのだ。前者のスタントダブルはリッチ・セトロン。この写真の右側に映っている人である。

セトロンがベンアフと組んだのは『バットマンシリーズ』以降だという。この写真はハワイを舞台にしたクライムサスペンスドラマ『Triple Frontire』の撮影シーンで。

この作品と反対に、ベンアフがほとんど、スタントダブルの力を借りずに撮影したのは、『ザ・コンサルタント』だろう。

7:ケイト・ベッキンセール&ミシェル・シーン


©Todd/Macca/Splash News

『トータル・リコール』撮影当時、このボディで産後明けだったというベッキンセール。あまりハードアクションはできないという事で、監督だった夫が選んだのは、妻の友人でそっくりさんのスタントダブル・ミシェル・シーン(左)だった。
共演者のコリン・ファレルも間違えかけるというドッペルゲンガーぶりに、驚かされたという。

いかがだろうか。
他にも、探せば『そっくりさんのスタントダブル』はみつかるかもしれない。それも映画のだいご味の一つだろう。

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