シベリア孤島の謎の遺跡ポル・バジンから祖母を救う為、雪原を3時間歩き続けた少女


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先日、永久凍土に位置するロシア連邦トゥヴァ共和国の4歳の少女が、祖母の命を救う為、マイナス24度の極寒の中、8キロ離れた隣人の家まで3時間かけて助けを求めるという出来事があった。

©Yury Darbaa/The Siberian Times

その日、朝早く起きたサグラナ・サルチャクちゃん(写真)は、おはようのハグをしようと祖母の体に抱き着くと、60歳の祖母の体が冷たくなっている事に気が付いた。
サグラナちゃんは全盲の祖父に伝えたものの、祖父は妻(祖母)の死に狼狽えるばかり。

©Yury Darbaa/The Siberian Times

サグラナちゃんは助けを呼ぶため、家畜を襲う狼が出るという雪道を8km、3時間かけて隣家まで歩いていったのだ。
体が半分以上埋まるという雪道をかき分け、サグラナちゃんは、隣家にたどり着いた時には体が衰弱しており、『お婆ちゃんが死んじゃったみたい』と伝えるのが精いっぱいだった。
この写真は、母エレノアさんと2人で映るサグラナちゃん。

©Yury Darbaa/The Siberian Times
彼女の知らせを聞いた隣人は携帯電話で当局に連絡。サグラナちゃんも病院に搬送された。
サグラナちゃんは助かったが、彼女の祖母は心臓発作で亡くなっていた事が判明。医師たちは動揺しているサグラナちゃんの祖父も診察した。

©Yury Darbaa/The Siberian Times
彼女の家は、シベリアにある謎の孤島遺跡、ポル・バジンの近く。
ロシア連邦トヴバ共和国の首都クズルから南155マイル離れたモンゴル国境僻地に位置し、プーチン大統領が『これまで色々な場所を訪れ、多くの物を目にしてきたが、こんな場所は初めてだ』と言わしめた所だ。
南シベリアのテレホリ湖に浮かぶ小さな島に位置し約1300年前に存在していたとみられるこの遺跡。永久表土が温暖化の影響でとけている事により、今世紀中に海中に沈没するかもしれないと言われつつ、その正体が謎につつまれたままの遺跡だ。

©The Siberian Times
サグラナちゃんが、危険なのを顧みず飛び出し助かったのは、謎の遺跡の神々の加護があったからかもしれない。

Girl, 4, evades wolves as she walks on a frozen Siberian river in minus 24C temperatures to get help for gran

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