ロシアのCCTVのカメラは、幹線道路の真ん中を右往左往し、
何度も轢かれそうになっている仔猫を映し出していました。
どこかの車から、何かの拍子に転がり落ちたのかもしれません。
はたまた親猫からはぐれ、行き着いた先が、幹線道路だったかも
しれない仔猫。
©Youtube/KAREN APRIYANTS
どの車も、仔猫が一瞬視界に入るか入らない。
自分の車が事故に遭わなければそれで良く、構ってる暇はないという様子。
大型トラックも容赦なく通る、この道路。
仔猫は、ようやく、幹線道路の脇に逃げ切る事が出来、
うずくまっていました。
©Youtube/KAREN APRIYANTS
その時、はるか向こうから来たプジョーのドライバーが、
見るに見かね、車を脇に寄せ、仔猫の無事を確認した後、
自分の車に乗せて帰っていったのです。
その一部始終は動画に収められていました。
スキンヘッドで、一見強面のこの男性の武勇伝は、
ロシアの地元のニュースでも取り上げられました。
彼の名前は、Denis Degtyarevさん(43歳)。
幼い息子と娘がいる2児のパパでカリングラード在住。
『見た目に、仔猫は小さくてね。
何日も食べていなかったんだろうと思った。僕の家には子供たちも
居る事だし、子供たちのいい遊び相手にもなると思って引き取ったのさ。』
©BRYANSKTODAY
デニスさんは、そうコメントしている。
車に跳ねられずに済み、デニスさんの家で、仔猫は幸せに暮らせて
良かったですね。
Man Stops in Busy Road to Save Kitten Fallen from Car While Others Just Keep Driving