リオ五輪、米競泳メダリスト、ライアン・ロクテ(32)が、
泥棒に襲われたと虚偽の発言をし、
物義を醸したのは、記憶に新しい。
だが、その後ロクテがとった行動は、油雑巾に火。
ツイッターのフォロワーが120万居ると言われるロクテ。
あの事件の後、
今回の事件で(当局や五輪の対応が)トラウマになっている。
真面目な自分になろうと思い、東京五輪を目差し、まずは
髪の色を元通りにするとツイートし。
(C)FameFlynet.uk.com
大炎上したらしい。
反省してるのかと思えば、翌日にふざけるという態度には、
スポンサーも背を向けた。
今回の一件で、ロクテはスピードとラルフローレンのサポーターを
降ろされる形となり、スポンサーを失う事となった。
スピードとの契約を通じて、セーブ・ザ・チルドレンの活動を
行っていたロクテとしてこれは痛手だろう。
実際リオは犯罪の温床であり、警察と犯罪組織が癒着していたり、
警察当局が犯罪組織の行動を黙認している場合も多い。
よって今回の様なケースも、実際に他の現役五輪選手の
身の上に起こっていた。
しかし今回はリオ五輪にロクテと共に出場したチームメイトの、
ジミー・フェガンとジャック・コンガーは、帰国直前に当局に、
飛行機から降ろされ、尋問に答えた結果が引き金となった。
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その結果ジミー・フェガンは、今までの発言が嘘と認め
1万ドルの罰金を支払い、
ジャック・コンガーとガンナー・ベンツも嘘を認めた事で、
ロクテの召還が決まった。
リオ観光警察の、Clemente Brauneによるとロクテを今回の容疑で
法廷に召還しようとした所、ロクテは
弁護士を代理によこしたというのだ。
その態度も仇となり、当局を怒らせる結果となった。
もしもロクテの有罪が確定すれば、ロクテは六ヶ月の刑に
服する事となる。
’04年アテネ五輪のメダル獲得から、ずっとスター街道を
走っていたロクテ。
現役引退後はスポーツ界だけでなく、ショービスやビジネスなど
幅広い世界での活躍が期待されていた。
(C)Daily Mail.co.uk
運良くいけば東京五輪まで活躍が期待されていたのが彼だった。
しかし今回は彼の楽観的かつ、計画性のない、
土壇場で逃げてしまう性格が選手生命に響いたという事になる。