時が経つとファッションスタイルは、ガラリと変わるもの。
スイスの写真家・バーバラ・タバスは
『As Time Goes By』と名づけ、知り合いの親族家族に頼み、
’82~’14年にかけてコンスタンスに被写体になって貰った。
まずはセイジ(男性)、キャロル(女性)の
’82~’14年にかけてのビフォーアフター。
’82年(左)はキャロルとセイジが、バギーコートを着て映っている。
キャロルのソバージュも長く、この当時のセイジの髪も
映画『ウェディング・シンガー』のアダム・サンドラーの様だ。
その横’88年(右)になると、キャロルはJKを着ていて、セイジは
シャツにサスペンダー。髪も短め。
こんな人日本にも居たかな、と思って今50代半ばの人に
20代の頃のコンパの写真をお借りしてみたら、やっぱりこんな感じだった。
時はたち’97年(左)
キャロルとセイジもガラっと変わった。
特にキャロルが編み込みのセーターを着てお洒落を捨ててるのが気になる。
一方セイジはスキンヘッドになり渋めのオジサンになった。
何があったんだろう。
そして’14年(右)になると、再び彼らが、原点回帰。
オシャレなミニマムルックスになり、ファッションで寄り添ってるのが判る。
こちらは、ビアンカとエルネスト。
’82年(左)は2人とも、デヴィット・ボウイを彷彿とさせるメイクに、
ビッタビタの黒のパンツ、グラムロックスタイルで決めている。
ところが88年になると、ブカブカのジャケットという脱力系に。
’97年になってくると、2人ともホントに何があったのか、
田舎に引退する人モードになってきてた。
’14年になるとビアンカはそれなりに美人だがエルネストの落ちっぷりが激しい。
こうしてみると素人のビフォーアフターは、
繕っていないだけに、写真で残すと新たな発見がある。