以前、テアトルシネマグループで公開された映画で、
『人生ブラボー』という映画があった。
精子提供行為が、この映画の舞台となる’90年代カナダでは
2万円だったという事実が発覚。
高度経済成長期の日本では、金のない若者が血液を売る
『売血』をやりすぎたために、肝臓の病を患うシーンが
高倉健主演の『新幹線大爆破』に出てくるが、
今回紹介するのは、映画だけじゃなくて、
実際に『精子提供をアホみたいにやっている男』の話である。
英国に住むサイモン・ワトソン(41)は、バツ2子持ち。
自分の家庭も維持出来ないのに、ここ16年で
精子提供をしたその数は800以上に及ぶという、ろくでなしだ。
育てたくは無いが、ボクの子供は欲しいという。
何を普通の自家用車の前でドヤ顔をしてるのだ、この男。
『人生ブラボー』の主人公は、自分が提供した事を
名乗り出なかった。
しかしこの男は最初の奥さんである
アロマセラピストが、精子提供行為を、
ビジネスまがいにしてしまった為
彼は名乗り出てから、精子提供を行なう事に。
そして無事子供が育った暁には、その様子を見にいって
FBに『親ですよ~』と載せている。
その行為がいかがなものかと知的層からバッシングを浴びている。
サイモン曰く
『ボクはビアンのカップルで子供が欲しいという人にも
提供したのだからいいじゃないか』
といってるが、それは800の中の『ごくわずか』で
言い訳にはならないだろう。
しかも医学的にみて精子提供で育つ確立は4割。
彼は前の奥さんに、そそのかされてから、
ますますやる気になり、ロンドンの
NHS clinic at University College Hospitalで
精子提供を定期的に行なっていた。
が、彼の二番目の奥さんで韓国人歌手の人は、
自分で育てられず、命をムダにするのであれば
やめて欲しいといい、この度、離婚。
彼との間に生まれた娘はリリー(11)である。
サイモンは、後4年で精子提供を1000にすると言っているが
誰も止める人はいないのだろうか?