只今絶賛上映中の『スター・ウォーズ:フォースの覚醒』。
その一方で『新人を注目作の主役に抜擢する事』の怖さが、
ささやかれています。
ここからは『スター・ウォーズ』の主演、助演に抜擢された新人で
その後の俳優人生がビフォーアフターになってしまった人を
紹介していきます。
1:ジェイク・ロイド
『スター・ウォーズ:エピソード1:ファントム・メナス』の
アナキン役のあの男の子ですね。
彼が注目されたのは、シュワルツェネッガーの
『ジングル・オール・ザ・ウェイ』の
『パパ、クリスマスにターボマンの
オモチャ買ってきてくれるって言ったよね?』
…の、あの役でした。
しかし彼は『スター・ウォーズ~』に出てから、
1日60件のインタビューを、こなし心労が重なったばかりか、
有名になりすぎ、学校では異常なまでにからかわれ、
俳優人生も、学業もあわや棒にふることに。
自分の全てを台無しにしたスターウォーズのグッズは
全て処分したというジェイク。
現在は新進映像作家として活躍しているそうです。
2:キャリー・フィッシャー
『フォースの覚醒』でレイア姫を演じるキャリー・フィッシャーもまた
『スター・ウォーズ』で一時期人生を棒にふってしまった
1人でもあります。
一連のシリーズ成功後、ジョン・ベルーシやダン・エイクロイドと
ドラッグ中毒になった彼女の自叙伝は、
『ハリウッドくちづけ』という映画になっています。
3:ヘイデン・クリステンセン
『クローンの攻撃』『シスの復讐』で、フォースの暗黒面に堕ちる
アナキン/ダース・ベイダーを演じた、ヘイデン・クリステンセン。
彼が役柄と正反対に、ハリウッド大作や、
シリーズものから一線を引く事で、
公私充実した人生を歩んでいると言えます。
ここ数年は、娘さんが生まれたからか、
出演作を減らし、出演映画もミニシアター系の
小規模系にしているヘイデン。
最新作は’15年11月に公開された『クライム・スピード』
『戦場のピアニスト』でオスカーを受賞した
エイドリアン・ブロディと共演するサスペンスアクション。
大作人気映画シリーズのイメージに潰されない為には、
ヘイデンの様な、キャリアの選び方が
必要なのかもしれません。