介助犬やセラピードックたちが、飼い主に連れられて
公共施設に入る所は日本でも、みたことがあると思います。
ですが、海を渡った米国では、セラピーペットを、様々な所につれまわし
迷惑なケースもあれば、ハートウォーミングな話もあるようです。
1:ヘビをレストランに持ち込み
ミッソーニのメキシコ料理店に、
ヘビをセラピーペットとして持ち込んだ二人連れが、
客を仰天させた。
この二人連れ。店にはいってくるや否や、男の方が女の方にヘビを首にかけ、
食事中もヘビを首にかけていたという。
周囲は当然ゲンナリどころか、悲鳴も。
店長は、二人連れが営業妨害と、
障害を持つ米国人法(ADA)に違反すると指摘。
二人にとってヘビはセラピーペットでも
公共の人々にとってそうでないことはわきまえてほしいですね。
2:カンガルーをマクドに持ち込み怒られた人
ウィスコンシンに住む、ディアナ・モーヤーさんは、
セラピーペットとして
8歳のカンガルー・ジミーをどこへも連れて歩いている。
教会、映画館など、地元では、
公共の場でおとなしくしているジミーは、大して問題にならなかった。
が、マクドナルドとなると話は別。
介助犬など、長年の歴史を持つ犬や猫には、
公共の場に人間と共にいられる理由があるとADA側も主張。
ディアナさんは、ジミーが一番心を許せるのにと困惑気味だ。
3:母親はホース・ウィスパラー、難病の息子を助ける?
これは理由が判らないでもない。
ザイデン君は、欧米では4万人に1人といわれる、免疫性疾患・
毛細血管拡張性運動失調症を発病。
ザイデン君の母親はプロの馬の調教師。
職業柄ザイデン君の傍らには、いつも馬がいて、
馬は難病に苦しむザイデン君の心のやすらぎになっていた。
彼の傍らにはセラピーペットとして黒の雄の馬ゾーイが特別に小学校に付き添うことを
許されている。
ゾーイが来るまでは、ずっと車椅子で、歩くことができなかったザイデン君にとって
ゾーイは介助馬であると同時に希望の星だ。
いかがでしたでしょうか。
セラピーペットは、連れている人の人間性が反映されるとも言えますね。