これからを期待されていたのに、その命を閉じた、
ハリウッドスター2005年以降版を纏めてみました。
1:ポール・ウォーカー(1973~2013)
ベビーモデルからキャリアをスタートさせたポール・ウォーカー。
元カノとの間に娘が出来て仕事を探していた所、
引き受けたのが、彼の代表作でもある『ワイルド・スピード』
死亡時に彼が乗っていたのは真っ赤なポルシェという程の
カーキチで、早すぎる死には、一時期陰謀説も飛び交った程。
2:フィリップ・シーモア・ホフマン(1967~2014)
『CGが多様化され、昔の様な役作りを重視する映画を観客が
観なくなった・・・哀しいよ』
『誰よりも狙われた男』のインタビューでこう答えていた彼は、
時代に背を向けるように、薬物のオーバードースが原因で46歳で死亡。
男のみっともなさや皮肉、哀れさを銀幕で演じても誰もが
拍手を送る名脇役だった。
3:ヒース・レジャー(1979~2008)
ヒースは、あがり症に悩まされつつもキャリアの後半で、
『キャンディ』の繊細な詩人・ダン、『ブロークバックマウンテン』のイニス、
『ダークナイト』のジョーカーという難しい役を演じ分けた。
だが『疲れているのに2時間しか眠れない』という不眠症に悩まされ、
その若い命を落とす事になる。
ジョージ・ミラーは、もしもヒースが生きていれば
『マッド・マックス』の主演は彼に任せたらしい。
『パトリオット』でメルの息子役を射止めた彼に対するオマージュだった
そうなのだが、クリスチャンだったメルがヒースの、
『ブロークバックマウンテン』の出演に難色をしめした事や、
製作順延で幻になった事が悔やまれる。