長年サーカスで虐待されていたライオンのウイルがブラジルの愛護団体Rancho dos Gnomos Santuárioにより救出され、13年振りに土と草の大地の上を歩いた動画をご覧ください。
ウイルはとっても気にいったようですね。
この動画を見た人がなぜウイルを野生に帰さないのか投稿していましたが、ウイルはサーカスで生まれてもう13年も経っています。ウイルは精神的にも肉体的にもまだ虐待の傷が癒えていません。
そして野生で生きる術も知らないので、野生に帰しても生きていけません。
ですからウイルにしてあげられる事は少しでも良い飼育環境で暮らす事なのです。
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Rancho dos Gnomos Santuárioでは町がサンクチュアリの近くまで広がってきたので、もっと人のいない大きな場所に移設したいと考えています。
施設は募金のみで運営されています。ネット上から募金する事ができます。
日本にも猛獣ショーを催しているサーカスはたくさんあります。
サーカスの猛獣たちは狭い檻で暮らし、食事や体罰によって調教され見世物にされています。
水族館のイルカなどの動物も海で捕まえられて水族館に売られてせまいプールで芸をさせられています。彼等はペット用の動物ではなく、本来は野生で暮らす動物なんです。狭いプールより広い海で暮らす方が幸せなんです。
誰も動物ショーを見に行かなくなれば誰も動物を見世物にしなくなると思います。