トム・クルーズとキッドマンに続く『ビックカップル』
として知られたブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。
(C)Corbis via Getty Images
10年以上の歳月を経て結婚したものの、1年前から2人は別居。
ついに離婚という結果となり、タブロイド誌が一斉に憶測を立てた。
『白い帽子の女』の撮影終了後に離婚とあり、
クルーズとキッドマン同様に
『夫婦泥沼の映画を撮影した後は離婚なのか』とも言われている。
ブラットは、アンジェリーナがTMWをはじめとしたメディア相手に
『ブラットはマリファナをやっていたり、アル中で
あった事が子供たちにとって危険だ』と
言いふらしている事に腹を立てている。
『僕たちが別々の道を歩む事になったきっかけは、
子供の育て方や生き方の相違が原因だ。認めてくれないばかりか、
僕を悪者にする。それが僕には哀しい。』
だが1年の別居期間中に、ブラピにとって不利な噂も立っていた。
2人が別居期間中に撮影した『マリアンヌ』でブラピは
フランスの女優マリオン・コティアールと共演。
この映画の題材は禁断の愛だったらしい。
(C)Paramaunt Pictures
アンジーは、撮影期間中にコティアールと鉢合わせした。
親善大使に選ばれた彼女の顔を一目見たいという
コティアールに対し、嫉妬丸出しのアンジーは
見られたものではなかったというブラピの弁だが、
これはいかなるものだろうか。
コティアール自身は、俳優兼脚本家ギヨーム・カネと
幸せな関係を築いているだけあり、アンジーからしてみれば、
横槍を入れられたと思うに違いない。
2人の離婚騒動は9月20日に起こったもので、
ロンドンに旅行するのを急遽取りやめ離婚届に
サインする事になったという。
関係者からみれば青天の霹靂とはまさにこの事。
2人を良く知る俳優のジョージ・クルーニは、
このニュースをメディアで知り
『なんてこった、ホントかい?』と驚いたという。
なにより心配なのが、子供たちだろう。
ザハラ(11歳)、シャイロ(10歳)、パックス(12歳)、ノックス、
ヴィヴィエンヌ(8歳)、マドックス(15歳)は離れ離れになる
かもしれない。
(C)indianexpress.com
アンジェリーナのマネージャーGeyer Koshinskyをはじめとする、
2人を良く知る知人、友人たちは、
離婚した原因は、2人の生き方の相違だろうと語っている。
アンジェリーナは母親で女優のマーシェリン・バードランド
(写真左)を誰より尊敬して生きていた。
(C)AP
バードランドがガンで亡くなったのは’07年。
それが彼女にとって大きな人生の転機になった。
一見、激しく日々をエキサイトしているようなアンジェリーナだが、
その内側は脆く、当たり前に感謝するたおやかな性格だという。
反対にブラットは、好奇心が強く日々にワクワク感を求める性格だ。
これが子育ての方針の相違にも影響したのだろうと
2人を知る友人たちは語っている。
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ブラットは、子供たちを西部劇に出て来るヒーローよろしく
父親の威厳を示し、ダメなものはダメと厳しく躾けるタイプ。
アンジェリーナは、子供に判断を任せ大らかに育てるタイプ。
生き方の相違が子育てにも出たという面や、2人が
何かにつれパパラッチに追いかけまくられたという所もあり
夫婦生活を維持するのが、疲れてしまったというのもあるのだろう。
『私の娘は、ちょっとした病気なんだよ』と
語っていたのは、アンジーの父であり俳優ジョン・ヴォイドだ。
娘の離婚について
『今は、娘が幸せになる事を祈るばかりだ、
(娘に)嫌われていてもね。』
とコメントしている。
だが、彼はアンジェリーナが生まれてすぐ離婚。
彼女は父親や男性のロールモデルを知らずに育ったのだとすれば、
今回の離婚の責任の一旦も名優ジョン・ヴォイドにあるのではないだろうか。