中庭に突然、ボブキャット(オオヤマネコの一種の
赤ちゃんが現れた。
いやいやいや、怖い怖い怖い。
窓を開けて家人が庭に出ようと思ったら。
これ。
ありえます?
(C)KPHO/KTVK & Paul and Pamela Oldach
米アリゾナ、フェニックス近郊のピオリアに住む、
ポールさん夫妻は、中庭出ようとした途端、
中庭にボブキャットの仔猫が、うろうろしているのを
目の当りにして、腰が引けそうになったらしい。
(C)KPHO/KTVK & Paul and Pamela Oldach
『アリゾナは自然豊かな土地だから、野生動物が迷い込んできても、
珍しくないとは言われてきたけれど…』
おそらくこんなケースははじめてだったのだろう。
ボブキャットの仔猫たちは、20分ぐらい中庭をうろうろし、
それから出て行った。
ポールさんたちに危害を加える事はなかったという。
実際に彼らが物珍し気に、カメラのレンズを向けても、
カメラ目線だし、襲い掛かってくる様子もない。
だが専門家は、気を付けた方がいいという。
(C)KPHO/KTVK & Paul and Pamela Oldach
ボブキャット(オオヤマネコの一種)は、大人しく元々夜行性。
夕方から明け方が活動期で、昼間にうろつく事はないという。
この時間に、仔猫がうろついているという事は、親猫とはぐれた、
見捨てられたか、もしくは生態系の崩れにより、
餌場がなくなっているか、という事なのだ。
『餌場といえば、この家には中庭に大きなプールがある。
ボブキャットの仔猫たちは、単に水を飲みに来たのかもしれない』
ポールさんは、そう語っている。
ちなみにピオリアは、’08年に
『米国で住みやすい町ベスト100』に選ばれているのだが、
山猫が出没するとなればどうだろうか。
Up Close: Bobcat kittens frolic on Valley resident’s patio.