燃費不正問題が発覚し、止むを得ず日産の傘下に
入る事となった三菱自動車。
ランエボだけじゃない、三菱の復活してほしい
スポーツカーをまとめてみました。
1:PX33
(C)MITSUBISHI MOTORS JAPAN
三菱重工業神戸造船所が製作を担当し、1937(昭和12)年7月に
4台の完成したものの幻の車となったPX33型。
現在、三菱オートギャラリーに展示されているのは、
’88年に佛ソノート社が『パジェロ』を使ってレプリカ車を作り
パリ・ダカールラリーに参戦し完走したもの。
2:ギャランGTO
(C)MITSUBISHI MOTORS JAPAN
言わずと知れた’70年代~’80年代にかけての三菱セダンの代名詞。
三菱初のDOHC、クーペは狭いという印象を覆す車種としても
人気が高かったものです。
3:ランサーセレステ
(C)MITSUBISHI MOTORS JAPAN
時は排ガス規制の嵐、日産も主力のスカイラインGTRが去っていく中、
規制をクリアし、米国でも人気だったのが、この車。
日常的には2人乗りで楽しみたい人へ。
4:スタリオン
(C)MITSUBISHI MOTORS JAPAN
三菱自動車のスポーティカーの第4弾。
日本のスポーツカーの需要が北米で見込める様になり、
新型車へのターボ装着が認められる様になったのがこの頃。
パワーを地面に伝える為、
4輪ベンチシーテッドディスクブレーキ、
ストラット式独立懸架リヤサスペンションなど足回りを強化。
4WD車の試作・走行も行なわれるなど、本格的に次世代
レーシングスポーツカーへの道のりを歩みだした車でした。
5:GTO
(C)MITSUBISHI MOTORS JAPAN
’90年に発売された、フルタイム4WDスポーツカーの良さを
フルに行かしたスポーツカー。
新開発のV6 3.0L・280PSのツインターボ車と、
電子制御可変吸気システムを採用したノンターボ車を発売。
6:FTO
(C)MITSUBISHI MOTORS JAPAN
’70年代に『ギャランGTO』の後継モデルとして登場した『FTO』に
オマージュを捧げる形で’90年代に登場し、’95年の
カー・オブ・ザ・イヤーとなったのが、この車。
曲線を多用したデザインの珍しさだけでなく、
ドライバーの運転のクセを学習して最適な
シフト制御を行うシステムを導入。
自動操縦でスポーツカーに乗るのも夢ではないと
思わせてくれる車でした。
7:エクリプス スパイダー
(C)MITSUBISHI MOTORS JAPAN
’99年のフルモデルチェンジから3代目となるエクリプスは、
主に北米向けの生産となったオープンカー。
日本でも是非、限定生産してほしいモデルです。
8:ランサー・エボリューション
(C)MITSUBISHI MOTORS JAPAN
『ワイルド・スピード』で今は亡きポール・ウォーカーが
乗っていた車として知られているランエボこと
ランサー・エボリューション。
元々は’92年、ラリー出場の為に作られたコンセプトカーでした。
ラリーカーのベースとなる量産車の台数は年間2500台以上。
戦闘力を高めた『公道を走る量産レーシングスポーツカー』は
常に発売後に即完売。
写真のモデルは、トミー・マキネン4連覇記念モデルです。
ポール・ウォーカーの死と同時に、惜しまれつつ引退した車です。
いかがでしたでしょうか。
日産の傘下に入り、ますますリストラが進むのであれば、
残念極まりないです。
これらの車種を限定生産して売るというコンセプトも
ゴーンは考えて欲しいですね。