以前のビフォーアフターでは、
ストレスやヤケ食いでオデブになった俳優たちを取り上げましたが、
今回は役の為に、あえてガリガリやオデブ、筋肉質になり
命を危険にさらす俳優を取り上げてみたいと思います。
1:クリス・ヘムスワーズ
『マイティ・ソー』のソー役で有名なクリス・ヘムスワーズ。
肉体派俳優としても名前が知れる彼が、一日500calダイエットをしたのは、
新作『白鯨との闘い(原題名:The Heart Of the Sea:2016年1月公開)』
の役作りの為。
この映画、原作は、ナサニエル・フィルブリック の
『復讐する海 – 捕鯨船エセックス号の悲劇』。
巨大なマッコウクジラに撃沈された捕鯨船エセックス号の
乗組員の悲劇と奇跡の生還の物語。
ロン・ハワード監督とヘムズワーズのタッグは、
『ラッシュ~プライドと友情~』以来二度目。
他のキャストもキリアン・マーフィ、ベン・ウィショー、
ベンジャミン・ウォーカーと見もののこの映画。
インスヤグラムでこの写真が公開された時、
ヘムスワーズのあまりの変貌にファンが嘆いてしまったらしいです。
彼ぐらいの身長だと、一日2000~3000kcal摂取しないといけないので
映画公開後は、元通りの体型に戻り、奥さんのエルザ・パタキも
ホっとしたのだとか。
2:クリスチャン・ベール
彼は拒食症の男を演じた『マシニスト』で体重を55kgまで落としました。
この時は医師の監修の元、一日ツナ缶1つとリンゴ一つで激ヤセしたのだとか。
この後に『バットマン』の撮影を控えていた彼は、
アイスを食べ、太り、それから筋肉をつけ86kgに体重を増やしたのだそう。
クリスの役による激ヤセ激太りは有名。
『ザ・ファイター』では実在した元ボクサーを演じる為に
体重を66Kgまで落としたかと思うと
『アメリカンハッスル』では本人の原型をとどめない程激太りハゲに挑戦。
これ程まで激しい体重増減を繰り返しながら『エクゾダス』では
標準体重にきちんと戻っているのだから、
彼の体型維持、管理能力は確かなのです。
3:ジャレット・レト
役柄上減量するという事は、演じる役は世間体でいえば
マイノリティである事。
『ダラス・バイヤーズ・クラブ』でジャレット・レトが演じたのは、
HIVに感染したトランスジェンダー(性転換中)の女性。
体重を51.7kgまで落とした減量法は、オーソドックスに食べない事。
その反対に、『チャプター27』でジョン・レノンを殺害した
マーク・チャプマンを演じた時は、
毎日アイス+ソイソースにオリーブオイルという
えづきそうなメニューで31kgまで増量。
役柄上、過酷な増減量に耐えつつ、彼らは普段はスマートな
体型を維持しているのですごいですね。