エリザベス女王の為に働いている100人以上がサービス残業、低賃金など不当な労働環境について労働闘争も厭わない姿勢である事が判明しました。
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この論争はウインザー城のビジター・サービスで働いているガイドや調理師などを含む約120人の組合員にも影響が出るではと言われています。
組合は多くのスタッフが強制的にサービス残業を強いられており、また賃金自体も非常に低いと訴えています。
ザ・パブリック・アンド・コマーシャル・サービス・ユニオン(英国の労働組合の1つ)の書記長マーク・セルウォタ(Mark Serwotka)氏は
「従業員を低賃金でしかも強制的にサービス残業をさせて儲けた金が英国王室に入るというのは全くあきれる事だ。」
と語ります。また、もし組合員の投票で賛成多数ならストライキ以外の行動を4月の終わりから始める考えがあるとの事です。
これに対しバッキンガム宮殿側は
「ビジター・サービスはツアーガイドとしてのスキルや外国語のスキルなどを経験できる機会をボランティア的にスタッフに提供している。」
と反論しているそうです。
via metro
いや、どんな仕事だって給料もらいながらスキルアップしますから。
エリザベス女王は公表されているものだけでも約5000億円の資産を持っているというのに、従業員の残業代さえもケチっているとは、本当にあきれます。
スタッフは召使いではなく、従業員なんだと言う事がいまいち感覚的に理解できていらっしゃらないのかも知れません。