イングランド、ウェストヨークシャーに住む8歳のザック・ブラウン君のあだ名はジョーズだそうです。由来は彼の2重に生えている歯からです。
ザック君の永久歯はまだ抜ける前の乳歯を押し出して内側に生えているのです。
このためザック君は他の人より歯磨きに時間をかけなくてはならず、歯科医にも定期的に通わなくてはなりません。これは全部の乳歯が抜けるまで続きます。
通常だと、永久歯は乳歯の下から育ち乳歯を上に押し上げます。その結果乳歯が抜けます。しかし、ザック君の場合永久歯が乳歯の内側で成長してしまっているので、乳歯は永久歯に押し上げられないので、乳歯が抜けるのに時間がかかります。
痛みもなく、噛む事も問題なくできるのですが、ザック君は歯が抜けるように歯を手で揺すったりしていたそうです。
欧米には抜けた乳歯を枕の下に入れておくとコインに変えてくれる妖精がいるという迷信があり、多くの子どもが信じています。(大抵両親が子どもの枕の下にコインを入れておいてあげます。)
しかしザック君はもう歯の妖精を信じていないそうです。
次第にザック君も自分の歯に慣れて気にしなくなったようです。ザック君は明るい子で、誰かに「歯を見せて」と言われると全く嫌がらずに喜んで口を開けて歯を見せてくれるそうです。
ザック君の全部の乳歯が全て抜けるのにはまだ2・3年かかるそうです。
via:Dailymail