最高値を記録したのは、LAベルエアにある$250万ミリオン(280億5000万円)
相当の邸宅。
それまではフロリダのマナパランにあった大邸宅の、
$195万ミリオン(223億4700万円)が、最高値だった。
©Getty Images
今回の不動産デベロッパーは、ハンドバック王として名高い
ブルース・マコウスキー。
デパートやショップチャンネル『QVC』でハンドバックを売りさばき、
億万長者としての地位を築き上げ、『フォーブス』にも名前が載るほどだ。
©Bruce Makowsky・BAW Luxury Development
マコウスキーは、自らのゴージャスはライフスタイルをイメージし、
この邸宅の建築を依頼。
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その大きさは38万立方メートル。
12のバスルーム、3個のキッチン、というホテルさながらの邸宅に、
映画館、ボーリング場、プールにバーもある。
©Bruce Makowsky・BAW Luxury Development
ボーリング場の横は、映画館にはつきもののキャンディストアがあるのだが、
これがまた、半端ではなく、$20万かけたキャンディバーには、色とりどりの
キャンディの筒が壁一面に並べられている。
©Bruce Makowsky・BAW Luxury Development
映画館のシートは、ゆったりとしているラグジュアリータイプで、
マコウスキーの好みなのか、壁面の絵は『007』だ。
©Bruce Makowsky・BAW Luxury Development
ガレージには12台車が入っているが、クラッシックカーをはじめとする
コレクションものをはじめ、実用に使う車もそろえ、総額
$30ミリオン(34億)投資している。
©Bruce Makowsky・BAW Luxury Development
それだけでなく、130にも及ぶ美術品が、家の中に展示されているが、
これについては、意見が別れるだろう。
ライカの大きなオブジェは、カメラが好きな人でも、どうかと思う。
©Bruce Makowsky・BAW Luxury Development
セレブの実用面では、ワインセラーのワインが豊富な事は、ポイントが高い。
そして屋上にヘリポートがある所もだ。
©Bruce Makowsky・BAW Luxury Development
ちなみに屋上にあるヘリは’80年代に日本でも放映されていた
ジャン=マイケル=ヴィンセント主演の
『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』と同じものである。
©Bruce Makowsky・BAW Luxury Development
家具はカスタムメイドで、リビングは目的別にそれそれ備えてある。
もちろんトレーニングエリアもある。
©Bruce Makowsky・BAW Luxury Development
’10年以降、こうした超富裕層むけ住宅は、20件しか売れていない。
米国の不動産市場の、0.01%しかしめていないのが実情だが、
動く金額の大きさから、マコウスキーは、ビジネスに参入したらしい。
どうやら彼は、ヨットに金をかけるセレブたちの金を
不動産に向けることが目的な様だ。
しかし不動産学の教授、ポール・ハビビは、市場の少なさと、セレブが
ヨットを購入する意味を分析し、超富裕層が、今回の様な超高級物件を
かうことはあり得ないだろうと言っている。