英国のフランチャイズ美容師サロンで、
日本にも支店があるTony & Guyの創立者
ガイ・マスコーロの未亡人、フローラ・マスコーロ(50歳)が、
1年半浮気したミシュランスターシェフ、
マイケル・リーメンシュナイダー(Michael Riemenschneider)との
関係について揉めている。
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どうやら彼に貢いだ大金について裁判沙汰になっているそうなのだ。
その内訳、双方の言い分は、どの様なものだろうか。
フローラ・マスコーロは、’09年に夫が心臓発作で亡くなった後、
現在チェルシー地区のサッチーニ城の近くにある、
5ミリオンポンド(約6億1000万円)豪邸に
娘エマニュエラと共に住んでいる。
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彼女曰く、リーメンシュナイダーとの交際中に
クラッシックカーに凝っている彼に
15万ポンドのベンツを貢ぎ、2件のレストラン開業資金として
2.2ミリオンポンド(約2億5000万円)出資したという。だが彼女は
『散々みついでやったのに、泥棒よ、あんなウソツキ知らないわ』と一時はロマンスも噂されたスターシェフを罵り放題。
他にもアンティーク高級腕時計を幾つも貢いでいたらしい。
一方彼の方は、共に働いていたバリスタの証言によると、
一時はロマンスもあったが、お付き合いの最後の方は、
あくまでビジネスパートナーとして付き合っていただけであり、
その辺りの温度差があったのでは、という事だったそうだ。
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彼女は、ドイツのアトリエ・ウィルマ、オーストリアの
『Zum Tischlerwirt』の開業資金を出したのは私なのに、
音沙汰もなかったと怒り心頭。
今回の一件をうけ調査した、私立探偵のジュリアン・リロイドは、
メディアの取材に対し、リーメンシュナイダーを
『彼はプロの嘘つきなのではないか』と分析している。
『出世の為であれば、部外関係者からでっちあげの証言をさせたり、
用済みであれば、パトロンを見捨てる。そんな事も彼にとってみれば
日常茶飯事かつ合理的なのでは』と述べているのだ。
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いずれにせよ、今回の裁判で決着がつくことは間違いない。
なんせ相手は、未亡人とはいえ、夫は世界に支店をおく美容業界の大物なのだから。