反逆のミュージシャンの1人といえば、
ローリング・ストーンズの永遠の悪ガキ・キース・リチャーズ(71)だ。
『朝はハッパで一服が常識さ、そうだろ』
気分はイカれた昭和の反撃のロッカーである。
’70年初回逮捕当時のお写真こちら。まだ若い。
キースといえば、この手のモノにハマりやすい。
’70年代後半にコカイン所持でお縄になってから2010年まで
5回も薬物所持で捕まっている。
コカイン漬けで9日間一睡もしなかった超人ぶりもそうだったが、
彼以外の面々は、キースの薬物所持騒ぎに振り回されっぱなしだった。
’77年のカナダ・トロントでライブアルバム
『Love You Live』収録の為エル・モカンボ・クラブで
ギグを行う予定だった時も、電報打っても来ない。
事実上の彼女だったアニタ・アレンバーグのバックの中から
大麻の粉が見つかり逮捕されたキース。
何かとお騒がせな彼も年相応に落ち着けばいいのに、
暴れん坊ぶりは変わらない。
それどころか面々の体調管理や仕切りに忙しい
ミック・ジャガーに
『人生はもっと気楽に生きようよ』などとヌカしている。
ミック・ジャガーは最初の永遠の恋人・
マリアンヌ・フェイスフルの麻薬騒動でも心を痛めて
別れたじゃないか。
永遠の悪ガキ・キースも70を過ぎた
ビフォーアフターならぬアフターは、こんな感じ。
それを考えるとキースの悪ガキぶりも、魅力的である反面
すこし収まればいいかなとも思う。